ひとりのセラピストのひとりごと

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そもそもリラクゼーションって何?マッサージ師とセラピストの違い

 リラクゼーションで働いている時、職業を尋ねられ、「リラクゼーションセラピストです」と言うと、必ず次働いて「何それ?」でした。「マッサージ」と言うとみなさん分かるようですが、リラクゼーションについてご存知でない方が非常に多いようです。今回は、世間にまだまだ浸透しない、リラクゼーションについて説明いたします。

 

 

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リラクゼーションサロンとは

  リラクゼーションサロンとは、「癒し」を目的としてマッサージ類似行為などのサービスを受けられる民間のお店です。アロママッサージや、足つぼマッサージ、もみほぐしなどがよく行われています。中には、膝枕で耳かきをしてくれるお店もあり、広い意味では「癒し」を目的とした、同じリラクゼーションサロンです。しかし一般には、マッサージ類似行為のお店を指しています。

 

マッサージ類似行為とは

 日本の法律では、「マッサージ」は医療行為であり、国家資格者のみできるものです。リラクゼーションサロンの多くには国家資格者が不在で、全てのお店で病気や怪我の治療は行われません。お店のメニューや広告には、「マッサージ」という言葉を使ってはいけませんので、「アロマオイルトリートメント」とか、「リフレクソロジー(足つぼ)」とか、「もみほぐし」という言い方をしています。少し紛らわしいですね。

 

 

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どんな店がある?

 一般に、「リラクゼーションサロン」と言った時は、マッサージ類似行為を行う、駅前などにあり、誰でも入れるお店を指しています。最近は60分三千円くらいで揉んでくれるお店が多いようです。

 

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 場所によっては外国人スタッフが多かったり、男性スタッフが多かったりするお店もあります。業界としては女性が多い職種なのですが、郊外や繁華街の激安店では、スタッフの国籍や性別に偏りが出るようです。

 

 

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 マニアックなところでは、「耳かき」やコスプレをして揉んでくれるところもあるそうなのです。さらに、風俗店でもマッサージをうたうことがよくあるようで、マッサージという言葉には医療行為という意味と、風俗で行われるという二つの意味が世間では浸透しているようです。そちらの方は専門外なので各自お調べになって下さい。

 

 

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似ているもの

 リラクゼーションとよく混同されるのが医療機関です。リラクゼーションや整体のお店のスタッフは、「〇〇先生」と呼ばれることも多く、そのために世間で、リラクゼーションと医療行為が混乱してしまうようです。

 

接骨院(=整骨院)

 柔道整復師という国家資格者がいて、主に外傷患者、骨折や脱臼、捻挫などの治療を行います。保険治療が普通です。スポーツなどの外傷・疾患に強く、鍼灸師がいると、「はりきゅう」という表記もあります。最近の整骨院は揉んでくれることが多く、リラクゼーション化の傾向があります。

 

鍼灸院

 鍼灸師という国家資格者がいて、「はり」や「きゅう」で、主に慢性痛の治療を行います。疼痛緩和(痛みをとること)や、原因不明の体調不良の治療に優れていて、自費診療が多いです(保険も使えます)。先生によって鍼灸のついでにマッサージしてくれる人もいます。

 

あん摩マッサージ指圧治療院

 あん摩マッサージ指圧師という国家資格者がいて、接骨院や鍼灸院と合併していることろが多いです。実は法律的にはこの資格者と医師以外は、マッサージを名乗ることができません。最近は高齢化社会に伴い、高齢者や障害者の家に足を運んで治療をする、訪問医療が盛んです。

 

病院

医師、看護師その他の国家資格者が複数いて、治療を行います。レントゲンなどの検査や手術、投薬が出来ます。日本の医療の中枢で、基本的にほとんど保険治療です。

 

 

リラクゼーションサロンの注意点

 リラクゼーションは、病気や怪我の治療はしません。あくまで、疲れを癒す、ということになります。だからリラクゼーションの資格に、国家資格はありません。さらに、リラクゼーションサロンで働くこと自体は特に勉強する必要がありませんので、医学的知識の無い方が働いているのが普通です。

 

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 リラクゼーションサロンのスタッフは、医学的指導をお客にしてはいけません(この辺りは法律ではなく、一般倫理的な問題です)。リラクゼーションのスタッフには、そういったボーダーがわからなくなっている方も多く存在します。お客に誤りのある指導をする人がいて、私が見ていて、「それはぎりぎりアウトでないか、、、?」と思うこともしばしばあります。 比較的大きな会社はやはりそういう教育はしっかりしており、独立開業者には治療をと癒しの曖昧な方が多い傾向です。

 

 

まとめ

リラクゼーションサロンとは、疲れを癒す場所である。

マッサージは法律では医療行為なので、リラクゼーションは名乗ることが出来ない。

リラクゼーションサロンでは、病気や怪我をみることが出来ない。

 

 

 リラクゼーションサロンは、遅い時間帯までやっているところも多いですから、仕事の疲れを取るために、時々通う方も多いです。でももし、体調不良だったり、どこか痛いところがあったら、各種の医療機関へ行くことをおすすめします。