ひとりのセラピストのひとりごと

ひとりのセラピストのひとりごと

ひとセラは、手に職つけたい人、つけた人の総合情報ブログ。

整体師ってなに?資格の有無と手技について

 よく耳にする、整体師という言葉。職業としてはわかりやすいのですが、実際どういう仕事なのか、あまりよく知らない方が多いと思います。整体師という言葉に関しては、色々と誤解もあると思いますので、簡単に説明してみます。

 

 

f:id:mogemilk:20160920085720j:plain

 

 

定義は無い

 整体師というと「先生」と呼ばれている方が非常に多いですが、厳密に申しますと、整体師は国家資格ではありませんので、医療類似行為を行う一般人、というくくりになります。基本的には、自分が整体師です!って言ったら、整体師となります。

 

f:id:mogemilk:20161211004818p:plain

 

 民間資格の中には整体師と名乗るものもあるかもしれませんが、日常で使われる口語のような感じです。似ている職業の、「マッサージ師」という名称は、国家資格者しか使うことができませんので、国家資格の無い人の職業を表すわかりやすい表現として、整体師という言葉が使われているようです。

 

f:id:mogemilk:20161211004719p:plain

 

 整体師と聞くと音を鳴らす手技のイメージがある方が多いと思いますが、必ず「ゴキッ!」とやるとは限りません。揉むだけの方も、さするだけの方もおられます。しかし整体というインパクトを与えるために、ストレッチは多様されているようです。つまり、整体とはこれ、というような手技の決まりは特に無いわけです。

 

 

資格とは

 日本には大きく分けて「国家資格」と「民間資格」があります。信用度が高いのが国家資格です。国が作る、国家試験に合格しなければいけません。受験にも「通学」などの条件があったりして、そう簡単には取れないようなものです。

 

f:id:mogemilk:20161211004316p:plain

 

 一方、民間資格はピンからキリまであります。お金さえ払えば簡単に取らせてくれるようなものから、ちゃんと学校に通わないと取れないようなものもあります。有名な資格は社会的信用度が高いですが、無名資格については私は意味を感じません。

  

 

ゴキッ!の正体

 バキッ!ゴキッ!と骨を鳴らすようなものは、「カイロプラクティック」という手技です。カイロプラクティックは、アメリカ生まれで、戦後に日本でとっても流行った民間療法です。骨を調整するような手技で、アメリカでは国家資格が存在します。日本の国家資格「柔道整復師」の方が好んで学んでいる印象が強いです。

 

柔道整復師

 柔道整復師は、昔は「骨つぎ」と言われ、骨折などの治療をする方たちです。古くは奈良時代から存在し、昔の日本では医療機関として中枢的な機能を果たしていました。そのスタイルから、考え方で似ているところがあるのだと思います。

 

f:id:mogemilk:20161211004316p:plain

 

 整体師の中には、カイロプラクティックを学んだ方もいますし、彼らは「カイロプラクター」と呼ばれますが、「整体師」の方がイメージがしやすいので、こういう言葉を使っているのではないかと思います。

 

f:id:mogemilk:20161211004818p:plain

 

 このカイロプラクティックは、技術的に難易度が高く、世界的にもしばしば事故が報告されています。中には半身不随を起こすような重症例もあり、技術者には細心の注意が必要とされます。場合によっては医師がレントゲンで骨の位置を確認しながらやることもあるそうですが、日本でそういった技術を持つ医師はいないか、いてもごく少数であるようです。基本的には日本の医師は外科手術に切り替えてしまいますから、かなり趣味であるというか、その人の考え方によるものです。

 

 

まとめ

 整体師という職業は、以下のようなものになります。

  • 体を整えている仕事全般。
  • 国家資格ではない。
  • やり方は決まっていない。
  • カイロをやっている人もいる。

 

 

 定義のない言葉なので、100人に聞けば、100通りの答えが返ってくるかもしれないですが、一応私なりにまとめると、こういう感じになります。私も一時は、便利な言葉なので「整体師」と名乗っていました。「セラピスト」よりは、なんとなくわかりやすいかな?お好きな方は、色々な整体師の先生に診てもらってはいかがでしょうか。