ひとりのセラピストのひとりごと

ひとりのセラピストのひとりごと

ひとセラは、手に職つけたい人、つけた人の総合情報ブログ。

日本は先進国で一番多い!?流行のある、梅毒の恐ろしい症状

f:id:mogemilk:20160922204229j:plain

 近年東京で梅毒が流行したそうです。流行性の病気は、一定以上になると、爆発的に増える「パンデミック」という現象が起きますが、既に起きたという意見もあります。パンデミックしたといっても、梅毒は病気の特性上、気をつけていればならないものですが、職業などでなりやすい方もおられます。梅毒って、ご存知ですか?今回は、梅毒についてお話してみます。

 

 

梅毒とは

 梅毒は、性感染症です。セックスでうつることのある病気で、とっても小さな、目に見えない生物が原因を作っています。ですから、異性に身体を提供するような職業の方はなりやすく、流行した、というのも不特定多数の人とセックスをすることのある方が多いです。江戸時代の遊女(現代のキャバクラとか、風俗とか、そういう感じの職業です)がかかってしまい、悲劇的な逸話が残っています。

 

f:id:mogemilk:20161211004818p:plain

 

 ずっと昔は抗生物質が無く、死の病でした。この病気は、医学的には4つの時期に分けることができるのですが、この記事では、かんたんにお話するために、前期と後期にわけて説明します。

 

前期

 かかると、ふとももの付け根あたりに大きな「たんこぶ」が出来て、そのあと、性器などの局部にみずぶくれなどができます。それから、全身に発疹(赤いぶつぶつ)が出ます。それは外見的にとてもショッキングで、びっくりするようですが、痛みが無く、しばらくたつと、ケロッと治ってしまいます。

 そのあとは、数年から10年くらい、何も起きないそうです。自然に治った、と安心していても、梅毒の原因はまだ身体の中に静かにいて、長い時間がたってから、急に具合が悪くなるそうです。

 

後期

 初めて「できもの」が出来てから長い時間がたってから、今度は身体の色々なところに大きな「たんこぶ」がいくつもできます。この「たんこぶ」は、ゴムのような感じで、身体の外にも、中にもできるそうです。この「たんこぶ」が、外見的に非常にショッキングで、顔にできると、元々の顔がわからないくらいになってしまいます。とても悪くなると、今度は神経を壊していき、わけがわからなくなってしまったり、身体が動かなくなってしまいます。そして、命を落とす、こんな病気です。

 いやあ、考えただけで恐ろしい・・・((((;゚Д゚)))))))

 

 

梅毒の治し方

 現代では、医療が発達していますから、後期の患者さんは、ほとんど見られません。最初の、「たんこぶ」の時点で、おおよその方はびっくりして病院にかかります。そこで検査をして、薬を飲むようになりますから、後期までほっとく方というのは日本にはほとんどいないそうです。前期の時、つまり、「ぶつぶつ」ができたり、「たんこぶ」ができたりしている時、あるいは、それらが自然におさまっている時期に、病院にかかれば、梅毒は治ります。

 

f:id:mogemilk:20161211004316p:plain

 

 でも、後期になって、顔や身体にゴムのような「たんこぶ」ができた時には、現代の医療でしても、もう手遅れだそうです。すぐに亡くなってしまう病気ではありませんが、ゴムの「たんこぶ」は取ってもまたできてしまったり、神経が壊れているのは治すことが難しく、病気が進むのを遅らせるくらいしかできないようです。

 

f:id:mogemilk:20161211004818p:plain

 

 ゴムの「たんこぶ」は外見が非常に印象的です。鼻にできることが多いそうですが、ずっとほっとくと、鼻ごと取れてしまうことがあるそうです。学校で習った時、覚えるために色々な画像や文献を見ましたが、どれも恐ろしく、一般の方は見ない方がいいな、という印象です。

 

 

梅毒を防ぐには

 不特定多数の人とセックスをしない、というのが1番ですが、梅毒は性感染症なので、セックスの際にコンドームを使うことで防ぐことができます。ただ、粘膜(皮膚のとってもうすいところ)や、口の中にもうつることから、完全にコンドームだけで防ぐ、というのは難しいようです。

 

f:id:mogemilk:20161211004719p:plain

 

 なお、何の防御もなしに、梅毒の方とセックスをした時、梅毒がうつる確率は、おおよそ50%だそうです。病気として考えると、かなりの高確率ですから、症状が出ていなくても、疑った時点で病院に相談に行くべきです。ただし、病気はうつったばっかりの時は、検査でわからないことがありますから、医師に詳しく説明し、よく相談した方がいいでしょう。

 

 

梅毒の悲しい研究

 梅毒は歴史が古い病気ですから、研究がかなり進んでいます。実験もしており、悲しい過去があったので、ここでご紹介しておきます。

 

f:id:mogemilk:20161211004818p:plain

 

 1930年代のアメリカで、梅毒に関する実験が行われました。複数の黒人を、説明もせず梅毒に感染させ、経過を観察し、治療をせず、死を待ち、死亡後に解剖したことがあったそうです。これは非常に悲しい研究です。確かに梅毒のことはよくわかったかもしれませんが、人体実験以外の何物でもありません。

 

f:id:mogemilk:20161211004719p:plain

 

 その後、真相を求めるチームがつくられ、研究所は謝罪し、90年代になっても、アメリカ大統領が謝罪していた、ということがあったそうです。しかし謝って済む問題ではなく、人種差別、人体実験、果ては医療の倫理についてまで考えさせられる一件であると思います。そこまでして何がわかっただろうか?何をわかる必要があるだろうか?と、私は思います。人の命を落とす人体実験をしてわかったことなんて、くだらないと思います。

 

f:id:mogemilk:20161211004316p:plain

 

 アメリカ大統領がトランプ氏に決まりましたね。経済について熟知している方ですから、きっと何かしらのことはされるのでしょうが、それよりも、差別的なことを言ってしまったり、性別について、悪いと思われるようなことを言ってしまったり、こういう発言がとても心配です。私は今、共同住宅に住んでおりまして、たくさんの外国の方も住んでおられますが、アメリカ人の方が泣いておられました。アメリカはどうなってしまうのだろう、と。

 どうかアメリカが、肌の色で人を区別するような国になりませんように。 ちょっと脱線してしまいました。゚(゚´ω`゚)゚。

 

f:id:mogemilk:20161211004818p:plain

 

 最近は、エイズなど、性感染症を匿名で検査できるしくみがあります。もし、どうしてもお仕事などで病気の心配がある方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。現代では多くの性感染症は良くなる時代になっておりますから、早めに医療機関へ行って頂ければ、と思います。

 ちなみに妊娠検査薬のように、郵送で検査できるキットも市販されています。いきなり病院に行く心の準備ができない方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

  スポンサーズリンク