ひとりのセラピストのひとりごと

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日本社会が合わない・・・社会不適合者

私は自分のことを社会不適合者だと思っています。外国で働いたことがないので実際はよくわかりませんが、特に日本の社会システムは私には向いていないように感じています。今回は日本社会のシステムと私の特殊性についてお話します。

 

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日本社会のシステムと海外

 最近はかなり文化がグローバル化してきていますが、それでも古い日本の考え方は根強いと思います。日本では周りと協調を保ち、従順である人間が評価されますね。もし、意見が違っている時に、それを面と向かって発言する人間は、警戒されたり、距離を置かれることが多いと思います。

 義務教育ででも、社会でも、教師や上司に忠実な人間が良い評価を得ることができます。それは協調を保つ反面、誤りを誰も指摘しないために、全員が間違った方向性へ行ってしまうという危険性をはらんでいます。

 

 

秩序の代償

 意見を言わないことは、協調性が保たれ、秩序を生みます。揉め事が起きません。しかし、もし間違ったことをして、それに気づいた人がいても、誤りを指摘しないために、全員が間違った方向へ行ってしまいます。

 私は気づくことが多いですが、それを発言したために色々な思いをしました。ほぼ全てのケースで、言うのではなかった、と思っています。気づいた人は、言うことはできないですから、全員が誤った方向へ行くのを、静かに見ていることしかできないのです。

 

 それは秩序かもしれません。口論が起きないことは、秩序と言えるかもしれない。しかし結果、人間が壊れていくようなことも、実際に起きています。

 

過労死とうつ病

 会社の中で、意見を言えないために人が犠牲になる、最もひどいものが、過労死です。今年は、若い女性の方が、ひどい労働のためにうつ病になってしまい、自殺された、というニュースが流れていました。これはしばしば起きています。日本社会の闇ですね。

 

 その女性について、だれもなにも思わなかったのでしょうか。その可能性はかなり低いと思います。死を考える人間というのは、顔でわかるものです。それに、それほどまでに会社に長時間いたら、誰だって気づきます。でも、結果的に彼女は自殺しました。なぜ誰も助けられなかったのでしょうか。

 

 色々な原因があると思いますが、その1つの原因として、言えない、ということがあったと思います。彼女のことを心配していたとしても、それを言うと、自分がにらまれるかもしれない。だから、言えない。そういう人は少なからずいたはずです。この事件は、この企業の問題だけではなく、日本社会の問題であると思います。

 

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日本はなぜタテ社会になったか

 日本人は協調性を重んじますが、なぜこれほどまでに忠実なのでしょうか。もちろん、悪口は言いますが、決して悪いと思うことを建設的に話し合いません。さらに、話し合いの場では、様子を見て、誰かが何かを言うのを待つという傾向があります。時間がかかりますが、皆、協調性を重んじるために相手の様子を伺うのです。これはなぜなのでしょうか。

 

 日本は武士の国でした。武士はタテ社会で、忠実です。もし上司の意向にそぐわないことをすれば、首を落とされてしまいます。落ちた首を見て、あいつはだめなやつだからああなった、そんなことを思っていたと思うんです。それは文化的に残っていて、日本のビジネスマンは、皆サムライと変わりません。首は落とされませんが、会社を辞めさせられないように、忠実に、頑張っています。

 

 

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サラリーマンの合わない私

 私は他の方より、どうやらよく気づくようで、未来の予想とか、改善策とか、瞬発的に想像します。特に意識して考えているわけではありませんが、どんなことでも、思いつきます。もちろん程度はありますから、決して特別知能が優れているというわけではありません。ただ、気づきます。以前はそれを提案していましたが、大人になるにつれ、ああ、きっと余計なことを言っているんだ、と思うようになりました。でも今でも思わず言ってしまって、後悔することはたくさんあります。

 

自分の思っていることは、人に話してはいけないんだと思います。そしてそのまま、組織が足踏みしているのを見ていることが、最善なのだ、と。遠くを見るように、周りを見ています。そして孤独です。どこへ行っても、孤独。

 

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 私は気づくという能力があるために、周りから浮いてしまいます。そして目をつけられて、いじめられることも非常に多かった。私が気づくせいだから、私が思っていることを言うせいだから、私は孤独なのだ、と思います。できるだけで考えないようにしていますが、時々思い出して、悲しくなります。私は変わっていて、社会不適合者だ、と。

 

 

病院は合っていた

 そんなふうに時々落胆しているのですが、今アルバイトしている大学病院は、非常にすごしやすいです。仕事がしやすい。そこにいる全てのスタッフが合理的で、無駄なことをしません。出来る人に仕事を頼み、出来ない人がいたら自分がやる、というように。

 私は看護助手という距離のある立場なのですごしやすいだけかもしれませんが、人生で最も合った職場であると感じます。だから私は卒業後も病院で働きたいと思っています。

 

 それでも、私は社会と距離をおきたい。あまり仲良くしたくないです。だから、自分で仕事をして、生活ができるようになりたい。今から努力している最中です。

 

 

日本はこれからどうなるのだろう

 秩序が保たれ、そのために時々人間が死ぬ日本。この国はこれからどうなるのでしょうか。きっとどうにもなりません。ずっとこのままで、数千年後には日本人は滅亡しているでしょう。

 私はたくさん変えようとしてきました。私がいただけの会社ですが、何もしなかったわけではなくて、私はたくさん発信しました。でも、だめだった。私だけでなく、同僚だって苦しんでいるのを見たことがあるし、相談されたこともあります。でも、会社なんて良くならない。私に会社を、会社で苦しんでいる人を、救うことはできませんでした。

 

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 会社の偉い人は、自分のことを偉いと思っています。だから、偉くない普通の社員に何か言われても、それがわかりません。自分より偉くないのに、意見を言ってくるなんて、おかしなやつだ、こいつはばかだ、とか、そうやって思っているように見えました。世の中の全ての人は、自分のことを一番正しいと思っているんです。私もしかり。

 

 でも、それは時に間違っています。いつも正しい人なんていません。だから、人に注意された時、その人が偉くても、偉くなくても、そうかもしれない、って耳を傾けることが大事だと思うのです。それが出来る人があまりに少ない。だから、人が死ぬんです。そしてなにか問題が起きた時、今度は他人のせいにする。直属の上司のせいだから、社長は関係ないっていうふうに。

 

こんな社会、不適合で結構です。私には私に合った人生がある。

 

 

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 なんだか中二病みたいですが(笑)私はそれなりに色々なことをして、全部やめて、学校に入りました。大人になっていても、学校で思うことは高校生の時とあまり変わってなくて、こういう性格なのだなあ、と自分を受け入れようとしています。

 でも私の能力は、やはり社会では生きづらいもので、他人がうらやましい、という気持ちはなかなか無くなりません。持って生まれたものはしょうがなく、くよくよしていても何も始まりませんから、出来るだけ前向きに、自分に合ったライフスタイルを目指して努力しています。

 

 

 バブルの時代はいい会社に就職し、長く勤めることが「勝ち組」とされていました。でも今の時代は違います。仕事のスタイルは多様化し、自由に仕事ができる環境があります。もし、養うべき家族がいたら、なかなか仕事を切り替えるのは難しいかもしれませんが、若い方とか、独身で自由な生活ができる方とかは、無理して今の仕事を続ける必要は無いと思います。

 新しいことを始めるのは勇気がいりますが、一度しかない人生なのだから、思い切って挑戦することは大事だと思います。後悔のないように。

 

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 一度しか無い人生、私は最期に、ああ、よかった、頑張った、十分だ、と思ってから途絶えたい。そのために、今、頑張っています。たくさん挑戦するから、たくさん失敗をします。でも、取り返しのつかない失敗なんて、なかなかありません。私はこれからも色々なことをやり続けます。失敗の数は、財産なのです。

 

 もし無理して仕事をしている方がいたら、一度、このままでいいのか、考えてみてください。仕事を辞めるのは大変なことですから、自分の生きやすい、すごしやすいライフスタイルを想像して、そのために何か1つ始めてみることが良いと思います。失敗なんて本当はしないほうがいいですから、慎重に、そしてマイペースに、人生を考えてみてはいかがでしょうか。