ひとりのセラピストのひとりごと

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身体を洗うタオルを選ぶ。肌には何が一番いい?

 だんだんと今年も押し迫ってきて、寒くなってきましたね。近々西日本では雪模様だそうです。冬場が大の苦手な私ですが、寒い時の少ない楽しみの1つがお風呂。温泉が大好きですが、最近は多忙で、足が遠のいています。さて、寒ければ寒いほど、家でゆっくりとお風呂につかる時間が大事になってきますよね。身体を温めることはとっても重要です。その時間の大事なお供が、体を洗うタオル、ボディタオルです。一体どんなものを使うのが、体に1番いいのでしょうか。

 

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肌のしくみ

 肌とひとくちに言いましても、実は2つの皮と、それを支えるものが重なっています。大きく分けると3層で、外から、「表皮」、「真皮」、「皮下組織」という構造です。身体を洗う時に重要なのは、このうち一番外側の「表皮」ですから、これについてご説明します。

 

表皮の構造

 人間の表皮は、非常に頑丈にできています。空気中にはたくさんのばい菌が飛んでいるのですが、これを身体に入れないように、何重にも重なって、表皮はできています。それは1番奥の、基底層というところから、にょきにょきと生えてきていて、古くなった皮膚は、放っておいても自然にはがれ落ちていきます。はがれ落ちたものが、「あか」です。お風呂に入らないと、肌をこするだけで出てきますが、あれは、いらなくなった自分の皮膚なのです。

 

肌を潤わせるもの

 人間や他の生物は、実は自前の保湿液を持っています。「皮脂」です。これがあるから、表皮は最低限の潤いを保つことができます。さらに、この皮脂はほんの少し酸性で、有害なばい菌をやっつけるように出来ています。人間にとってほんの少し酸性でも、ばい菌くらい小さくなると、住みにくい環境になってしまいます。うまくできているものですね。

 

肌に共存するものたち

 表皮には実は色々な細菌が住んでいます。えー!菌が住んでいるの!?と思うかもしれませんが、無菌室や熱湯の中など、特殊な環境以外、地球上のほとんどの場所に、細菌は住んでいます。生き物の身体の中や、肌、毛も細菌の住処です。「腸内細菌」って聞いたことありますか?最近は、腸内細菌だとイメージが悪いとのことで、「腸内フローラ」と言ったりしますが、お腹の中にだって細菌は住んでいるのです。お腹の中の細菌、たとえば乳酸菌なんかは、お腹の中から、身体を守ってくれていますよね。そういった、共に協力して暮らす、「共存関係」にある細菌は、表皮にもいるわけです。彼らがいるから、肌は一定に保たれ、悪いばい菌が住まないようになっています。

 

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 肌、と言ってもこれほどの色々なしくみがあり、身体のバリアになっています。もし肌がなかったら、あっというまに悪いばい菌に取り憑かれてしまい、命を保てなくなってしまうのです。肌は美容のためにとっても大事ですが、それ以前に、生命を維持する機能を持っているのです。

 

 

色々なタオルを試した感想

 私はお風呂が好きで、色々なお風呂グッズを試しました。ボディタオル(スポンジ)も時々変えて、色々試してみたので、その感想をまとめてみます。

ちなみに私は、一部の化学薬品にアレルギーのある、敏感肌です。

 

ナイロンタオル

ナイロン素材は硬い。泡立つように作ってあるが、泡が立ってもタオルが硬いので、あまり肌に良さそうな感じはしない。ただ慣れると気持ち良いので、何年も使った。

 

ナイロンスポンジ

スポンジだとタオルのような硬い肌当たりはなく、なめらかで気持ち良い。よく泡も立つので使いやすいし、値段も安い。ただ背中に手が届かないのが面倒。

 

ヘチマ

 最近はほぼ見ませんが、ヘチマというウリのような植物を腐らせて、繊維だけにしたものが、身体を洗うものとしてありました。昭和の遺産です(笑)今も百貨店とかでは売っているかもしれない。

ヘチマは硬いってものじゃない。タワシみたい。痛いです。でも銭湯とかでたまに使っている人がいる。タワシで洗っている人も一回見た・・・。私には無理です。

 

ボディブラシ

 ボディブラシはナイロンでも動物毛でも同じ感触。少し硬めのものが多い。高級品だと動物毛で柔らかいが、毛が立っているぶん、タオルより長持ちしない。悪くなってくると、色も変わってくる。でも背中を洗うのにとても便利だし、管理さえすれば水気がきれやすいのでタオルより衛生的。それから見た目が良い。ちょっとリッチな気分になる(笑)今使っています。

 

100円のタオル

 去年まで住んでいた場所の近くに銭湯があって、シャンプーとボディソープとタオルのセットが100円で売っていました。手ぶらで行けて便利だったのですが、そのタオルが100円ショップで売っているような質の荒いものなのに、身体を洗うのにベストマッチな硬さでした。人生で使った中で一番良かった(笑)番台のおばちゃんに、このタオル、サイコーな硬さですね、って言ったら、よく言われるのよ〜って言ってましたw身体を拭くのには硬すぎるのですが、洗うのにはちょうどよかった。意外!

 

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 身体を洗うものにあまり高級なものを使ったことはありません。ボディブラシが高めなのですが、高いと毛が柔らかいけど、お風呂場に置きっ放しにすると痛んでしまいます。身体を洗うことがだけを考えると、私の中での経験則では、やすものの使い捨てタオルが最強です(笑)

 

 

 

硬いものでこするのはだめ?

よく、美魔女の方がどうしてそんなに肌がきれいなんですか?って言われて、「私は肌を傷つけないために、身体は手で洗っています」と言っているのを耳にします。硬いものは肌に悪いのでしょうか?

 

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 医学的に考えると、硬すぎるものを使うことはもちろんいけません。肌が赤くなったり、傷ついたりして、炎症してしまう可能性があります。そこにもしニキビやできものがあったりしたら、血が出てしまうし、悪い効果の方が強いです。でも、痛くないような程度のタオルだったら、別に使っても構わないのではないかと思います。何しろ皮膚は頑丈に出来ています。一日に一回、柔らかいタオルで洗うくらいで壊れることはありません。

 

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 そもそも皮膚は、放っておいてもはがれ落ちていきます。だからこすらなくても大丈夫なのですが、ただ、空気中には細菌やウイルスがたくさん飛んでいますから、それらを落とすために、身体を洗うことは衛生的に必要です。

 

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 私は身体を洗うことのメリットは、衛生面の他に、マッサージ効果が大きいと思います。むしろマッサージ効果の方が大事なので、身体を洗うことは大切だと言えます。特別に意識しなくても、身体を丹念に洗う時には、肌に刺激が入り、血行がよくなります。特に歩くことの多い仕事の方は、筋肉の中に疲労物質がたまっていますので、血行を良くすることで次の日に疲れが残りにくくなります。

 

身体を洗う時のポイント

 身体を洗うのはマッサージ効果があります。しかし特別意識してマッサージしようとする必要はありません。痛くない程度のタオルで、痛くない程度の強さで、全身をくまなく洗えばそれでOKです。この時に、痛くない、ということが重要です。痛みがあれば、それは肌が傷ついている可能性があります。ですから柔らかいタオルで洗うことが大事になってきますね。もし硬めが好きなら、一度触れたところはもう触れないように、あるいは力を弱く調整しなければいけませんので、少し難しいかもしれません。

 

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 それから、身体の広い部分だけでなく、足の裏とか、指の間も洗うと効果が高まります。細かい部分は普段触ることがありませんから、洗うことで刺激され、血行が良くなります。冷え性な方は特に、足の指も洗って頂きたいです。

 

 

おすすめのボディブラシ

 最近はマッサージ用のボディブラシも売っています。ブラシ裏が、マッサージ用のヘッドになっていて、ボディソープをつけて、洗いたい時はブラシで、マッサージしたい時はマッサージヘッドで滑らせると効果的です。ヘッドは滑らせるようにしてマッサージしてもいいですし、背中など皮膚の厚い場所は、軽く叩くような刺激を入れてもいいでしょう。色々な使い方のできる、便利なアイテムです。

 

 ブラシの部分は毛なので、湿った場所に置きっ放しにしておくと、痛みが早くなってしまいます。上記にあるように、ボディブラシの欠点は長持ちしない、というところです。ボディタオルは使おうと思えば数年使えますが、ボディブラシは半年〜1年くらいで痛んでしまいます。

 

ボディブラシを長持ちさせるコツ

 痛みが早いボディブラシですが、使い方次第で長持ちさせることもできます。動物毛でも、ナイロン毛でも、使い終わったら、お風呂場に置きっ放しにせず、水気を切って他の場所に吊るしておくなど、濡れたままにしないようにするだけで、だいぶ長持ちします。お風呂場は湿気ていますから、いつまでも水気がきれず、毛が寝てしまう原因になってしまいます。ブラシはタオルと違って、振るだけでかなり水気がきれますので、脱衣所などにS字フックをかけて吊るしておけば、簡単に管理することができます。すでにお使いの方も、これから使う方も、ぜひ参考になさって下さい。

 

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 女性はお風呂が好きな方も多いと思います。色々なグッズを試してみるのも、お風呂の楽しみのひとつ。世の中には様々なタオルやブラシがありますが、自分に合ったものを探して、無理のないようにお使いくださいね。