ひとりのセラピストのひとりごと

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脳の機能と効率の良い勉強方法と勉強のコツ

 年末年始は病院のアルバイトをしつつ、合間にテスト勉強をしています。2月には期末テストが控えていますので、本気モードに突入です。学生は勉強するのが仕事ですが、いつも私を悩ませるのは、効率の良い勉強方法。仕事をしながら勉強していますから、1つの学科をいかに短い時間で学習するかがとても重要になってきます。今回は、私が考える効率の良い勉強方法について。

 

 

参考記事

www.tenishoku-serapisuto.net

 

 

 

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勉強とは脳の活用

 勉強とは覚えたり、問題を解いたりすることの繰り返しです。これは全て、脳の中でのしくみがはたらいています。覚えるのも、考えるのも、胃腸や筋肉がはたらいているわけではありませんね。脳の中です。その中でも、勉強はとても難しい処理をしている場所が関わっています。大脳皮質という場所です。記憶に関係する場所はいくつかありますが、長く覚えて、さらに考えることに関係するのは、大脳皮質。「皮」という字が入ることからわかるように、脳の一番外側にあります。

 

 

効率化は脳をうまく使うこと

 勉強は脳のはたらきですから、勉強の効率化は、この大脳皮質の機能を最大限に利用することだとも言えます。脳をうまく使えれば、勉強もうまくなるわけです。もちろん、最初からできる人、がんばらないとできない人と、個人差があることですが、基本的に、身体の使い方は訓練です。訓練すれば、どんな人でもある程度の効率化が可能でしょう。

 

 

勉強の内容を分けてみる

 勉強と一言に言いましても、脳はいくつかの処理をしています。勉強を細分化し、自分に足りないと思う能力を訓練すれば、理論上は効率化につながります。

 

記憶

 勉強の中で最も大事なものが記憶でしょう。教科書に書いてあることを覚えることは、全ての勉強の基本です。一般に、記憶には2種類あると言われています。10秒くらい、短い時間の記憶である「短期記憶」と、数日から数年、最大で一生の間記憶する、「長期記憶」です。

 

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 短期記憶は脳の「海馬」というところが関係し、長期記憶は「大脳皮質」が関係しています。海馬の大きさで短期記憶の能力が決定すると考えられていますから、記憶力の良さというのは、生まれ持ったものが大きく関係していることが考えられます。しかし、記憶は訓練で良くなっていきます。覚えるまでのスピードが、だんだん短くなっていくということ。私は状況的に海馬はそれほど発達していないと感じていますが、その分、長く記憶を保つことができます。これは訓練であったと思います。

 

記憶力を良くするためには

 では記憶力を良くするためにはどうしたらいいでしょうか。それはとても単純で、覚えようとすることを繰り返すことです。覚えようとすれば、覚えます。ただし、思い出す訓練は別にしなければいけません。まず覚え、その後、思い出す。思い出すのは問題を解くなどが良いでしょう。この繰り返しです。ただ、暗記はとてもエネルギーを使うようで、疲れます。なので1日にたくさんできるものではありません(もちろん個人差はあるでしょう。どれ程やっても平気な方もいると思います)1日10分でも、できるだけ毎日行うことが大事です。

 

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 それから、これにも個人差はありますが、覚えるまでには時間がかかります。私は聞いたことのない言葉を完全に記憶して思い出せるようになるまで、大体3日かかります。1週間の方もいれば、数分、数秒の方もいるかもしれません。私はこの覚える時間というのは変化していないように感じます。脳の持ち前の能力なのかもしれません。

 

応用力

 どれだけ勉強しても、出題される問題を暗記するわけにはいきません。出題や、質問された時に、覚えたことから答えを出すチカラが必要ですね。意外とこれができる人が少ないです。私は割とこれが得意です。ちゃんと学習した内容であれば、違った角度から問われても、答えることができます。それは意識的に努力して得た能力ではないので、例えば学校で、先生が生徒に向けて質問した時、誰も答えることができないことが不思議でした。

 

 

応用力を良くするためには

 応用力とは、発想力です。一つのものから、色々な可能性を想像することができれば、応用ができるようになります。発想とは、考えるチカラです。普段から考えるトレーニングをすることで、応用力を鍛えることができると思います。例えば、勉強の暗記の時に、暗記するだけでなく、どんな問題が出題されるか、想像してみます。言い回しを変えてみたり、文章を図にしてみたり、同じ言葉でも、考え方を変えてみたりします。

 

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 考え方を変える、とはどういうことでしょうか。それは、見方を変えることです。例えてみましょう。

 

「日本」を、色々な見方で考えると

・経済からの視点。先進国であり、豊かである

・歴史からの視点。世界で一番古い国

・世界情勢からの視点。敗戦国

 

さらに、立場によっても見方は変わります。

・日本へ来た観光客。日本人は親切で良い国だ

・日本へ来た留学生。色々なな可能性のある、良い国だ

・貧しい日本人。社会福祉がしっかりしていないから、ダメな国だ

・過労死訴訟をする人。 死なせるほど働かせる会社があるのは日本だけだ。ダメな国だ。

 

「良い国」「ダメな国」正反対の二つの考え方があります。同じ言葉でも、考える人の立場、環境によってこんなに色々な考え方ができます。

 

では、これをテストのためになるように、計算式に例えてみます。

 

2×3=?

2×?=6

?×3=6

 

 わかりやすいようにとても単純にしてありますが、答える場所が変わっています。これは視点の変更ですね。考える視点が変わっています。

 

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 このトレーニングは勉強の中だけでなくても、普段の考え事で鍛えることができます。例えば、嫌いな人がいて、悩んでいる時。自分は嫌いだけど、あの人にとってはどうだろうか。また別の人にとってはどうか。また全体から見たらどうであるか。このように色々な考え方ができます。ただし、感情が混ざる考え事だと、客観的に考えることが少し難しいですから、注意が必要です。

 

 応用力は、日頃から、考え事をすること、そしてその考え事が色々な視点からであることで、鍛えることが出来ます。

 

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 脳の機能は他にもたくさんありますが、勉強でとても大事だと言えるのは、記憶力と応用力、およそこの二つであると思います。どちらも鍛えることでうまく使えるようになります。自分の体感ですが、脳には使うコツがあるようです。私は色々な脳科学の本を読んで、試してきましたが、以前よりも脳を使うのが上手くなっていると思います。

 

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 勉強が苦手な方や、嫌いな方は、自分はバカだから・・・とか、勉強する時間がないから・・・とか、出来ないことに言い訳をつくってしまいがちですが、やろうと思えば、脳は良くなります。何事も訓練です。

 脳が良くなったら、効率的に勉強ができ、時間がなくてもテストで結果を出せるようになります。お勉強が苦手な方こそ、ぜひ参考になさって下さい。

 

 

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