ひとりのセラピストのひとりごと

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白い歯で美味しいく食べる。歯の構造と虫歯・歯周病の予防

 歯磨き、ちゃんとしていますか?80歳まで20本の歯というキャッチフレーズはコマーシャルでよく聞きますね。子供の時は、歯医者さんというものは誰でも怖かったと思います。私は大人になった今でも怖いところです(笑)今回は、歯について。

 

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歯の構造について

 歯は大きく分けて、子供の頃の「乳歯」と、大人の「永久歯」があります。子供の頃に20本生えていた歯は、抜け落ちて入れ替わり、大人になると個人差があり、32本くらいになります。入れ替わると言っても、全ての歯が入れ替わるわけではなく、奥歯にはそのまま抜け落ちない歯もあります。さらに、大人にならないと生えてこない歯もあります。「親知らず」です。これは人によって顎の骨の形が違うことに関係して、そのまま生えてこないという人もいます。ですから、大人の歯の数には個人差があるのです。

 

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虫歯が治らない理由  

 虫歯は歯医者さんに行かないと治りません。歯は一度出来上がると、身体にできる傷のように、傷がついたとしても一人で治っていくことはないのです。虫歯になり歯が溶けてしまったり、ぶつけて歯が欠けてしまったりした時、それは放っておいてくっつくことはないのです。歯は何層かに分かれていますが、一番表面の「エナメル質」というつやつやしたところは、人体の中で最も硬い場所です。硬いと壊れにくそうですが、逆に、欠けやすいという性質があります。強くぶつけてしまうと欠けてしまうのは、このためです。

 

 

虫歯は本当に歯が溶ける?

 子供の頃、甘い炭酸ジュースを飲んでいると、「歯が溶けるよ!」と大人の人に注意されたことはないでしょうか。こんなに硬い歯が溶けるなんて、そんなはずはない、と思っている方もおられると思います。虫歯の原因は、酸を作る細菌です。酸とは、お酢のようにすっぱいもので、強いと、ものを溶かします。この酸をつくる細菌は人体にも住んでいて、口の中や、お腹の中など色々なところに生きています。有名なものは「乳酸菌」です。歯みがきをせずに、こういった細菌を放置して、増えすぎてしまうと、口の中の酸が強くなり、歯が溶けることになってしまいます。

 

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 虫歯の原因の菌は何種類もあって、子供の時と大人の時で違っていたりしますが、歯が溶けていってしまう理由は、それらの細菌がつくる酸です。毎日洗って、綺麗にしていかないと、菌はどんどん増えて、酸を作り出してしまいます。ですから、歯みがきはとても大事なのですね。このような虫歯菌は、人間が食べたものを栄養に生きて、増えます。チョコレートやケーキなど、甘い食べ物は、とっても美味しいですが、虫歯菌にとっても美味しいものです。甘いものを食べて、歯みがきをしない環境は、虫歯菌が一番増える機会となってしまいます。

 

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歯周病のこと

 虫歯と同じように、恐れられている病気が、「歯周病」です。虫歯は歯そのものの病気ですが、歯周病とは、歯茎など、歯の周りの環境が悪くなってしまって、最終的に歯が抜けてしまう病気です。この病気は誰でも持っているもので、日本人の実に90%がかかっているという統計があります。この病気も、細菌が歯茎で増えることにより悪化していきますから、歯みがきはやはり大切です。歯周病には、歯肉炎や、歯槽膿漏があります。

 

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歯肉炎

 歯肉炎とは、歯肉、つまり歯茎が炎症を起こしてしまう病気です。歯茎が赤く腫れたり、血が出たりします。歯みがきを怠ったり、食生活が荒れると、私はすぐに歯茎から血が出てしまうのですが、これのなりやすさには個人差があるようです。一般に、こういった菌は親から子に受け継がれていると言われています。

 

歯槽膿漏

 歯槽膿漏は、歯肉炎がさらに悪化して、歯がぐらぐらしたり、抜けてしまったり、歯茎に膿(うみ)がたまってしまうものです。かなり進行した、悪い状態であると言えます。膿がひどければ、切ってきれいに洗うことが必要です。困ってしまう症状が、口臭です。状態が悪いと、臭いが出てくることがあります。完全に治すのが難しく、多くはそのまま歯が抜けてしまって、入れ歯をすることになります。

 

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効果的な歯みがきのタイミング

 これらの歯の病気を防ぐために、欠かせないのは歯みがきです。歯みがきのタイミングには諸説あって、以前までは「食後すぐに」というのが主流な考え方でした。しかし、食後には「つば(唾液)」がたくさん出ます。これには人間が自分でつくる免疫(身体を守るしくみ)成分が入っていますから、最近の考え方では、食後1時間後とか、数時間後、というのが正しいのではないか、となってきているようです。

 

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 私はすぐに歯茎から血が出る体質で、歯みがきをちゃんとしていても血が出てしまっていました。この意見を聞いてから実際に実験してみたのですが、現在では全く出血がありませんので、私は正しいな、と感じています。歯みがきのおすすめのタイミングは以下のようになります。

 

朝・・・寝起き直後、朝食の前

昼・・・なし

夜・・・就寝の直前、夕食の数時間後

 

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 現在はこの生活ですが、全く出血しませんので、私には合っていると思います。昼食後に歯みがきをする方は非常に多く、やらないのは怠惰なようでちょっと恥ずかしいのですが、私にはこのサイクルが一番良いようです。15時頃、もう一度歯みがきをした方がいいと思うのですが、現在の生活では時間が取れず、やらないでいます。 

 もし歯みがきをちゃんとしているのに出血していたら、食後すぐではなく、少し経ってから磨いてみると、出血が止まるかもしれません。

 

 

親知らずは抜く?抜かない?

 医学の中でも考え方は常に変動しています。外科手術は、以前は積極的でしたが、現在では出来るだけ傷をつくらない治療を考えるようになりました。歯についても徐々に考え方は変わっていっているようで、以前はすぐに抜いてしまう先生が多かったようなのですが、現在では不具合がなければそのままにしておくことが多いようです。

 

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 親知らずは正しく生えていれば何の問題もありませんが、向きが悪かったり、途中で引っかかってしまうことがあります。そうすると、他の歯を障害したり、場合によっては、噛むことの障害にもなってしまうので、抜いてしまうことがあります。私は3本の親知らずが生えていましたが、そのうち2本は抜きました。

 

 

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親知らずを抜いた時の話

 私は両方の下の親知らずを2本抜いています。どちらも障害があったためですが、そのうち1本は自らお願いして抜いてもらいました。時々、親知らずが口の中のお肉を噛んでしまう時があり、そうなると腫れてしまってものが食べられないくらいの痛みを伴っていました。歯医者さんに行って「抜いてください」と言うと、保存療法(手術は必要最低限しかしない)的な先生で、結構止められたのですが、これほどの障害になるのであれば、いっそのこと抜いてしまった方が不便が無いと思い、訳を説明して手術して頂きました。

 

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歯を抜く時のあの感じ

 経験がある方はご存知だと思いますが、歯を抜く時には強い衝撃と音があります。麻酔をしているので、痛みは全くありませんが、口を限界に開けてガクガクなにかされているというのは、気持ちの良いものではありません。歯は歯茎の中で、顎の骨にかなりしっかりくっついています。繊維で縫われるように強く固定されているのですが、この構造が関節に似ているそうで、抜く時のあの感じは、関節がはずれる時の、「脱臼」に近いものがあるようです。もうやりたくない・・・(笑)

 

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 歯については、ジャンル的には「口腔外科」だと思うのですが、前期で範囲だったものの、しっかり勉強したつもりはなくて、適当に流していたかなあ、と思っていたのですが、書くと色々ネタが思いつきます。外科なので好きなのかもしれません(笑)歯については、病気の経験がある方は非常に多いと思いますし、年齢によっても傷みやすい場所ですから、今後にもまた記事を書いていきたいと思います。