ひとりのセラピストのひとりごと

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シェアハウス周知イベント「シェア活」に行ってきた!【後編】

  先日はシェアハウス周知イベント「シェア活」へお邪魔してきました。イベントの詳しい内容はこちらを参照下さい。

 

前編

www.tenishoku-serapisuto.net

 

 私がシェアハウスに住んだ理由は、元々は成り行きというか、意思で決断したわけではなかったのですが、私はとても気に入っています。最近はシェアハウスも多様化し、目的ごとに色々な住居が用意されているという時代です。人の住むカタチも変わってきていると感じます。

 

 イベントの後には、打ち上げがあり、そこで司会者でありイベント運営チームである方に取材させて頂くことができました。かなり突っ込んだ質問をし、難しいお話もあったと思うのですが、大変丁寧に答えて頂き、今回はその旨をまとめたいと思います。

 

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打ち上げ

 打ち上げと言いましても、私たちのシェアハウスのメンバーと食事に行こうか、となりまして、近場の居酒屋へみんなでむかいました。私たちだけで人数は15名ほどいまして、一つの部屋を貸し切ったのですが、お隣の部屋では違うシェアハウスの方々がお食事をされていました。その中に、司会者で運営チームの方がおられましたので、お話を伺わせて頂きました。

 

 

運営会社

 【前編】にもありますが、今回のイベントの運営は数社が集まり開催されました。前編の方ではポータルサイトの会社を紹介いたしましたが、司会の方は、ご自身がシェアハウスを運営されているそうで、以下にその会社のサイトを紹介いたします。

 

絆家シェアハウス

kizunaya-s.com

 

 この会社はシェアハウスの住人同士の「家族感」を大事にしています。一緒に住むということはある意味「家族」のような関係となるのです。シェアハウスの中には、人との距離感を一定に取るような、自分にとって丁度いい距離をつくろうとするものもありますが、この会社はあえて「家族のような距離」に焦点をしぼり、そこをコンセプトにシェアハウスを作っています。

 

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 運営・管理はご夫婦で行なっているそうなのですが、そもそも、旦那さまが一人で運営されている中で、同じ住居に住んだ奥さまと出会い、ご結婚されて、共に運営するようになったとか。シェアハウス内で出会い、ご結婚されるというお話は時々伺います。素敵なストーリーですよね。ロマンス(^ω^)

 

取材・シェアハウスについて

  今回取材させて頂けたのは、絆家シェアハウスの管理人・平岡さんです。隣に奥さまがお食事中でしたが、失礼してちょっと無理やりお話を伺いました(^^;;

 

絆家シェアハウスについて

 絆家シェアハウスは都内4ヶ所、合計100人の住人が暮らすシェアハウスだそうです。今度関西に1ヶ所出来る予定があります。シェアハウスは多様化し、色々なタイプのものがありますが、絆家シェアハウスは「家族」というコンセプトの元運営しています。

 

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 住人はそれほど考えずに、住居をシェアハウスに決めていることが多いようですが、シェアハウスには色々なものがあり、100個あれば、100通りのシェアハウスがありますが、人との距離感も、シェアハウスを選ぶポイントです。人によって、人との距離は違います。あえて他人と距離をとるようなシェアハウスもありますが、平岡さんによると、絆家は「濃いコミュニティ。家族として一緒に住んでいる。」とのことでした。

 

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シェアハウスを運営するうえで、大変なこと

 ズバリ、何が大変ですか?と聞いてみました。他人が暮らすということは、色々なドラマがあると思います。実際、私は住んでいて、色々な人がいて、それなりに色々なことがあるなあと感じています。人間が集まれば、そこに何かしらのドラマは生まれると思うのです。個、そのものが物語であり、それが寄せ集まるのですから。

 

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 人によって、価値観が違います。全く同じということはあり得ないのではないでしょうか。シェアハウスの運営でも、個人同士の価値観が違うことにより、時々問題になることがあるそうです。例えば掃除をするということについても、どこまでキレイにするか、というのは、人によって考えが違いますよね。それを押し付けることをしたら、けんかになってしまいます。

 

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 また、掃除が得意な人と、そうでない人がいます。しかし、掃除が苦手な人には、他の特技があるのです。「掃除」ということに限定せず、意見の違いからけんかになった時、それはどちらが正しい、間違っている、そういう問題ではありません。どちらも正しいのです。平岡さんはどうやってそういう折り合いをつけるかというと、2月に一度、家族会議をして話し合うことをしているそうです。

 

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家族会議

 もし価値観の違いがあれば、家族会議で話し合います。そこでルールを決めることもあるようですが、あまりにルールが多すぎると、細かい視点になってしまい、みんながきゅうくつな思いをすることになってしまいます。価値観が違うということは、答えのない難しい問題かもしれませんが、「違う」ということを理解することが大事なのだそうです。ルールを決めるよりも、ひとりひとりの違いを認め合い、受け入れようとすることが大事なのだと教えて頂きました。

 

 

現代は豊か?貧しい?

 私はこのイベントで気づいたことがあります。昔、今よりもっと不便な時代は、近所づきあいがあることが普通で、あえて関わろうとしなくても、ご近所の人との接触はありました。しかし、ライフラインやインターネットが普及し、便利になってくると、その代償として人と会わなくても生きていけるようになってしまいました。

 

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 人間は群れる生物です。それが本能としてインプットされています。だから、「寂しい」という感情がある。ところが「核家族」という言葉があるように、家族ごとに分断化され、その家族内でさえもまた分かれ、個人で生きる人が増えました。果たしてこの現代は、豊かでしょうか。あるいは、貧しいでしょうか。

 私は、貧しいと思うのです。

 

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 平岡さんに、上記の旨を伝えたうえで、「現代社会について、どう思いますか?」と質問してみました。

 

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 現代は、人を信頼することが難しくなってきていると思われているそうです。知らない人を怖いと思いやすく、ネットでは仲がいいのに、リアルだと人間関係が希薄という人がいるが、本当に信じられる人間関係は、誰もが心の中で求めているのではないか。そうして信頼しようとするところから始まる関係性は、素晴らしいと仰いました。シェアハウスは住居であり、ある意味逃げられないところです。他人を信じないと、住むことができません。人を信じようとする気持ちから始まるのが、シェアハウスなのだそうです。

 

 

絆家の今後

 これから、どうしていきたいか、そういうビジョンはありますか?と伺ってみました。平岡さんご夫婦には、まだお子さんがいらっしゃらないとのことですが、子供がいたら、それを隣近所の住人がともに育てていくという、村のような住居を作ることが夢であるそうです。

 

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 夫婦二人きりで子供を育てると、その夫婦が持つ価値観しか持たない大人に育ちます。しかし、もし子育ての中に他の夫婦、大人や子供がいたら、価値観を広げられるし、たくさんの考え方ができる大人になります。そしてその中から、正しいものを選ぶことができるのです。真の意味で自由な思考を持つことができます。子供の可能性が広がり、自由に生きる子供になって欲しい、と伺いました。

 

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 私がこの意見の意味するところは、現代日本の病的な部分に当てはまると思うのです。閉鎖された家庭で育ち、極端な食生活、極端な教育、そして極端な思考を持ち、社会で生きづらくなってしまう。そういう子供が、昔に比べて多いのではないかと思います。果たして昔と比較して病む子供が増えているかどうかは分かりませんが、少なくとも、子供が自殺するなんて社会は、間違っていると言える。そこには子育ての問題があり、上記の意見は、これを改善するヒントなのではないかと感じるのです。

 

 

インタビューの最後に

シェアハウスは色々あるけれど、人のことを信じたい人に、家族を持ちたいという人には、絆家シェアハウスは合うのではないかとのことです。リアルな人との繋がりが欲しい人、関係を持ちたい人、東京は冷たいと思う人は、絆家シェアハウスは向いていると思われるそうです。ご興味のある方は、ぜひご連絡してみて下さい(^ω^)

 

私の色々見て、聞いて思うこと

 今回のイベントでは、今まであまり深く考えてこなかった「住居」について、考えさせられました。以前は、一つの場所に長く住むとか、長く勤めるとか、そういうことが良しとされてきましたが、働き方が変わっていくように、住み方も、変わっていっているのだと感じました。

 

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 運営会社の方がこのようなことを仰っていました。

 

「家は、住む場所にとどまらない。何かを実現する、箱である」

 

 時代は流れ、変化しています。私たちは普段、時代の流れに気付きませんが、今も刻々と変化しているのです。人の生きるカタチは、もう縛られない時代なのかもしれません。便利さの代償として、人との関わりが希薄な世の中ですが、不要なものは淘汰されて、必要なものが残っていきます。人が人と関わることは、必要です。これからまた時代は流れ、より良いカタチへ、世の中は変化していくのだと思います。

 

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 今回のイベントにお誘い頂いた関係者の方々、取材させて頂きました平岡さん、またその関係者様、大変お世話になりました。良い勉強になりました。またの機会がありましたら、ぜひお邪魔させて頂きます。ありがとうございました。