ひとりのセラピストのひとりごと

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東洋医学学生あるある【内輪ネタ】

 後期期末試験が佳境ですが、私は今、ブログを書いています。ああ、勉強疲れた。東洋医学のテストはとても難しいです。どのくらい難しいかというと、説明できないくらい難しいです(笑)しかしまあ、国家試験にも出題がありますので、そのリハーサルとして欠かせないのが期末試験。東洋医学を勉強していると、人体の色々な現象が出てきますが、まさに今、「私、これだ」と思うこともしばしば。

 やや内輪ネタですが、東洋医学を勉強している時のあるあるを書いてみますw

 

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授業中

 私の学校では東洋医学の授業は1年生の時からあり、基礎や全ての経絡(ツボ)を一年生のうちにすべて学習します。2年生になると、詳しい病態とか、病気の証立て(診断のような感じです)を学びますが、基本的なルールを完全に理解するのは難しく、頭を抱える毎日です。

 

ため息が聞こえる

 東洋医学でよく出てくるのが、「肝うつ気滞証」という病(やまい)。病気というまでいかなくても、だれでもなる現象です。この証病(病気)はストレスがたまって、もやもやするような状態です。お腹が張ったり、イライラしたりします。肝うつ気滞を習っている時に、どこからともなく、「ハァーーー」とため息が聞こえてくる。その人は授業がさっぱりわからなくてまさに今、肝うつ気滞。そして私もため息が出てくる・・・。はぁ・・・。(;´д`)

 

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お腹が張る

 この肝うつ気滞、お腹が張ります。なにしろ気滞と書くくらい、何かが停滞している。お腹に停滞していれば、なんだか張って、苦しい〜〜って感じ。不思議と学校で座りっぱなしの時にしかならないんです。仕事の時はどうだったかな。あまりならなかったかもしれない。でも高校生の時も、中学生の時も、午後、座りっぱなしでいるとお腹が張って苦しかったのを覚えています。そして大人になった今も、苦しい。学校ってストレスが溜まるのかもしれませんね。

 

足の付け根が痛い

 東洋医学の肝の病証は足の付け根が痛くなります。押すと痛かったり、そのままでも痛かったり。それは経絡(ツボの並び)が通っているせいだったり、他の要素だったりするのですが、これもまた肝うつ気滞のせいかも。座りっぱなしでちょくちょく痛くなるから、きっとそうなんだろうな。運動不足もあるかもしれませんね。

  

家での勉強

 テストの前は家で勉強することも多いです。特に押し迫ってくると、家でも座り続けてひたすら机に向かう時間が長くなります。

 

胸脇苦満

 今日も一日中勉強していたのですが、明日臨床医学のペーパーテストが二つ、明後日に中医学のテストで、あわてて詰め込みました。夕方になってくると、疲れて集中力が無くなってきて、「ああーもうやってらんね〜〜」となるのですが、なんだか脇腹がちょっと痛い。これもよくある。肝の病証で胸脇苦満というやつです。しかし「苦しみが満ちる」ってすごい名前。そう、私の胸脇は勉強のストレスで苦しみに満ちている・・・。

 

眠れない

 こもって勉強した日は大抵眠れません。ベッドに入って2〜3時間は起きている。しょうがないので目をつぶっているのですが、なんだかどうでもいいことをずっと考えてしまう。止めるに止まらず、しょうもないことを何時間もひとりで考えています・・・。

 

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 東洋医学では「血(けつ)」は消耗品。勉強しすぎて血を使って頭が栄養されなくなってしまう。しょーもないことを考えるのは、頭がまともに働いていないから。そして眠れない。心血虚(しんけっきょ、心血が足りない=虚)で心神不寧(しんしんふねい、心神=考えるところを栄養できない)です。

 

 

東洋医学の本

 ところでこんな難解な言葉が入り乱れる東洋医学ですが、専門書はいくつも出ています。わかりやすいものもありますが、国家試験には一昨年に出来た「医道の日本社」の「新版東洋医学概論」が適用されます。これが良い本なのです。

 

 

新版経絡経穴概論

新版経絡経穴概論

 

 

 

 私たちにとっては教科書なのですが、以前のものと比べて大幅に内容が増えているそうです。(以前を知らないのですが、2倍はページが増えたとか)

 東洋医学って古典の本を参考にしているのですが、まとめ上げた文献が少なくて、先生や研究者の考え方によって微妙にルールが違うことが結構あります。古典の本の数も膨大で、それを一冊にまとめて、統一してあるのがこの教科書です。

 

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  何がすごいってこれ一冊で歴史も基礎医学も病証も全部できちゃう。しかもわかりやすいです。最初は何だコレ・・・だったのですが、これより詳しくてまとまった文章の本というのはなかなか無いのではないかと思う。原文も引用してあって、完成度の高い本だなあと、2年生の終わりになってようやくわかりました(笑)鍼灸師は一生ものの一冊かもしれない。

 私より前の世代の学生、鍼灸師は、持ってないはずなので、一冊買ってみてはいかがでしょうか。

 

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 ちなみに一般の方が購入するのは全力で止めます。内容が難解すぎるので、読めないで終わる方が多いと思います。初心者向けの簡単な本もありますので、そちらの方を参考になさった方がいいかと思います。

 

参考記事

www.tenishoku-serapisuto.net

 

 

 東洋医学科学生の方は「あるある〜〜」と思ってくれたかしら。ああ、勉強疲れた。でもあとちょっとでテストが終わります!ラストスパート、頑張りますっ!