ひとりのセラピストのひとりごと

ひとりのセラピストのひとりごと

ひとセラは、手に職つけたい人、つけた人の総合情報ブログ。

足つぼマッサージは本当に効く?リフレクソロジーの種類と、足ツボが身体に良い2つの理由

  足ツボ健康法はご存知でしょうか?だれでも一度は竹踏みや石踏みをやったことがあるのではないかと思います。温泉などでよく目にしますし、巷でもリフレクソロジーのお店はたくさん存在します。

  よく「痛い」と言うと「ここは胃ですね」とか「ここは脳ですね」とか言われますが、足つぼはどのくらい効くのでしょうか?

 

  そもそも足ツボって何!?

 

 

f:id:mogemilk:20170302100255j:plain

 

 

リフレクソロジーとは

 足つぼはリフレクソロジーとも言います。リフレクション(Reflection)とは反射という意味です。

  足の裏には身体の色々なところに反応が出る「反射区」というものがあります。

  例えば「脳」を投影しているのは足の親指、「腸」は土踏まず、というように、身体の内臓を足は投影していると考えます。

 

  日本では主に英国式と台湾式があり、そのルーツはいづれも英国(イギリス)です。もともとイギリス人の医師が、足の裏を刺激して脳の色々な部分に反応がでることを発見しました。その反応を研究して詳細にまとめたのが、「反射区マップ」というもので、足の裏に」脳」とか「胃」とか色々な内臓の名前が書いてあるカラフルな図です。

 

 

参考

allabout.co.jp

 

 

 実は「足つぼ」とは俗称で、本当はリフレクソロジーといいます。「ツボ」というのは東洋医学の理論で、世界規格で部位が決められています。ちょっと面倒くさいですが、厳密に言うと「ツボ」と「足つぼ」は違います。

 

 

  ちなみにですが私も最初のリラクゼーションサロンでリフレクソロジーを習いました。研修は生徒がペアを組んで行うのですが、練習なので力の限り強くします。

  超繊細な私は受けるのが耐えられず、初日に痛すぎて号泣

  2日目の研修はティッシュを一箱持って研修に臨みました。

 

 

  足の刺激は、脳を経由して内臓に反射されて、内臓の活動を高めるという考えがあり、足つぼ健康法が普及しました。

  反射区論については異論があるものの、足の疲れをとったり、神経の高ぶりを沈めたりする効果があり、世界中に広がりました。英国式と台湾式の違いを比べてみます。

 

 

英国式リフレクソロジー

 イギリスは古くからマッサージやハーブなど、代替医療(薬や手術の代わりになる医療のこと)の盛んな国です。医療と代替医療の垣根が比較的低い国であります。マッサージには滑剤(すべらせる為のもの)にオイル(化粧用油)やパウダー(ベビーパウダーなど)を使います。英国式は足つぼマッサージにもパウダーを使うことがあります。

 

 手技としては比較的穏やかで、親指の腹などで痛くない程度に優しく足の裏を刺激します。日本などアジア圏では少なく、完全に英国式のお店というのはあまりみられません。色々行きましたが英国式のお店は珍しく、施術者も訓練されているな、という印象です。

 

台湾式リフレクソロジー

 日本ではこちらの方がかなり普及しています。アジア人は強い刺激を好むので、台湾式も強く、しっかりと刺激するような手技です。

  (私の号泣研修はこちらでした。死ぬほど痛かった

 なぜイギリス発祥のリフレクソロジーが台湾で普及したかというと、台湾は以前イギリスの植民地だったという歴史があります。そのためにリフレクソロジーが取り入れられたものの、今ではこちらの方が有名になってしまった、というわけです。

  

 台湾式は術者の指の関節などでグイグイ通します。場合によっては木の棒で押すこともあり、基本的には痛いです。「痛気持ちいい」と言う人もいて、痛いと「効く〜〜」という感じがしてスッキリするようです。 

 台湾式のお店は本当に多いので、街を歩けばどこにでもありますが、予約したほうが確実ですから、電話やネットなどで予約してからお店に行きましょう。

 

 

反射区は本当か?

  さて、問題の反射区ですが、本当にあるのでしょうか?

  もともとイギリスの医師が実験し、反射区を見つけました。だからリフレクソロジーがこれほど普及したわけですが、胃の反射区が痛いと、本当に胃が悪いのでしょうか?

 

痛みのメカニズム

 痛い!と感じる時、わずかにその部分は壊れています。壊れたところから漏れ出たものが、最終的に痛みの神経を伝って脳に届き、「痛い!」と感じるのです。

 「痛み」はとても大事な感覚ですから、そのセンサーは一番多く、全身にくまなく存在しています。

 

 この痛みのメカニズム自体は、痛みを感じている部分だけで起きているので、基本的には反射区の話と関係ありません。ですから、胃の反射区が痛いからといって、必ずしも胃が悪いわけではないのです。

 

リフレクソロジーの効能

 反射区が存在することは本当ですが、足をどれだけ押しても、果たしてそれで内臓が良くなるか?というと、「よくわからない。そんなことないと思う」という意見が一番多いようです。しかし他の理由で、身体に効能が期待できます。

 

f:id:mogemilk:20161211004719p:plain

 

 人は2つの自律神経というものを持っていますが、2つがうまくバランスを取ることにより、寝たり、起きたりしています。このバランスが崩れた状態が、「自律神経失調症」です。夜眠れなくなったり、へんな時に汗が出たりします。お腹の調子も悪くなることがあり、程度によっては治療が必要です。

 

 

 以下は製薬会社のホームページから引用しました。大変わかりやすいので、参考になさって下さい。

 

参考

takeda-kenko.jp

 

 

 さて、この自律神経ですが、マッサージなどである程度操作することができます。走ったり目を閉じたりするだけでもある程度切り替わりますが、リフレクソロジーは、自律神経を切り替える助けをする上に、末端(足)の血流が良くなりますので、足のむくみをとったり、疲労回復や冷えの改善などの効果があります。

 

 それから、刺激は脳に届きます。足のように、あまり細かい感触をみない部分に、刺激を加えることは、脳への刺激となり、ストレス解消などリフレッシュ効果があるのです。

 

 

f:id:mogemilk:20170302114246j:plain

 

まとめ

  • リフレクソロジーには英国式と台湾式がある。
  • 反射区は本当にあるが、胃の反射区が痛いからといって、胃が悪いわけではない。
  • リフレクソロジーは自律神経の乱れや疲労、むくみなどに有効である。

 

 

 リフレクソロジーは誰でも気軽に受けることができますが、リラックス作用がとても強いので、特に忙しい方ほどおすすめです。

 忙しい時ほど、休憩して自分を見直すことは、健康管理に大切です。1日休むことは出来なくても、リフレクソロジーは30分くらいで受けられますから、疲れてきたな、と思った時は、足を運んでみてはいかがでしょうか。