ひとりのセラピストのひとりごと

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大人は牛乳を飲んでも意味がない?【その2】吸収しやすいミネラルの摂取方法

前編はこちら

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 骨折してからもうすぐ3週間。まだまだ骨がくっつくには時間がかかりそうです。少しでも早く治ったらいいなと思うのですが、カルシウム=牛乳をただ摂っていればいいだけというわけではないらしい、ということを前回書きました。

 今回は、どうしたらカルシウムを吸収できるのか?ミネラルの効率の良い摂取方法についてまとめていきます。

 

 

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ミネラルは相棒がいる

 前編にも軽く書きましたが、ミネラルには相棒がいることが多いです。例えば、カルシウムはリン酸という相棒がいます。塩に含まれるナトリウムにも、カリウムという相棒がいます。ミネラルはパートナーとバランスを保とうとするはたらきがありますので、どちらか一方だけをたくさん摂っても、意味がないか、悪い影響が出る場合があります。

 

ナトリウム中毒

 現代で非常に病気の問題になるのがナトリウムです。塩に含まれていて、過剰に摂取しやすいミネラルです。ミネラルは鉱物や金属の原子で、少量は身体に必須ですが、たくさん摂ると毒性を発揮する場合があります。

 

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 小学校でも習う公害病として、「水俣病」というものがありましたが、これは水銀の中毒です。水銀は脳などの神経を毒するので、命に関わる大変な病気になります。しかし超少量は天然食物にも存在していますから、全くのゼロを維持している、というわけではないのです。 

 身体に必須といえば血液に含まれる鉄ですが、鉄も量が多いと身体を傷つける原因になり、命に関わる状態になります。ごくまれに血液が多すぎる、鉄を捨てることができないという病気があるのですが、この病気の方は、定期的に血を捨てる、瀉血という治療を受けることがあります。

 

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 ナトリウムは塩に含まれていて、毎日たくさん食べるミネラルですが、血圧を高くする作用があり、長期間、高血圧が続くと、脳や腎臓などの細い血管が破けてしまい、麻痺が残ったり、透析が必要になったり、最悪の場合は命を落とすことになってしまいます。

 成人病、生活習慣病は塩や脂質の摂りすぎが原因であることが多いですが、高血圧は、ナトリウムの中毒で、血圧が上がってしまっている、とも言えるのです。

 

カリウムが血圧を下げる

 高血圧の治療で、ナトリウムが多すぎることが原因である場合、カリウムを投与して排泄を促すことがあります。日常生活でも、「バナナやグレープフルーツがむくみに良い」などと、健康番組で時々目にしますが、あれはカリウムが含まれている食べ物なのですね。

 ナトリウムの相棒は、カリウムです。ナトリウムを捨てるためには、カリウムが必要。どちらも一方だけをたくさん摂ると、中毒して死に至りますが、丁度良い量は、同じだけ必要なのです。

 

相棒のナゼ

 ミネラルにはなぜ相棒がいるのでしょうか。それは高校化学で習う、「電気分解」というものが関係しています。ミネラルは水に溶けると、電気を帯びるのですが、それがプラスだったり、マイナスだったりします。プラスにはマイナスが必要なので、相棒が必要、というわけです。

 

 

<ふたりでひとつ!

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ミネラルの摂り方

 ではミネラルはどうしたらうまく摂ることができるのでしょうか?ミネラルはカルシウム、ナトリウム、カリウムだけではありません。もっとたくさん、色んなものがあります。何がどれくらい必要なのか調べていたら、とっても大変ですよね。

 

バランス良くが基本

 ミネラルを効率良く摂るためには、「バランス良く食べる」こと。何でも食べる人って、健康そうな感じのする方が多くないですか?何でも程よく食べることは、必要な栄養をきちんと吸収できるので、無駄がありません。規則正しく、バランス良くと良く聞くのは、吸収に無駄を起こさないためなのですね。

 

偏食の人はどうしたらいい?

 とはいえ、それは理想。栄養が偏ってしまう人は、忙しかったり、好き嫌いがあったりして、バランスの良い食生活が難しいということも当然あります。そういう方の方が多いでしょう。

 私は、「身体のために」という理由で無理をする必要は無いと思います。ですから、今の食生活で、足りない栄養を補えたら、それで良いですよね。結果良ければ、すべて良し。外食が多い方、偏食の方には、サプリを摂ることで足りないものを補うことができます。

 

サプリはマルチタイプが良い

 実際の食生活は、何が足りて無いか予測するのは、かなり難しいものがあります。ですから、もしサプリから補うとしたら、マルチタイプのサプリが良いでしょう。これはミネラルだけでなく、ビタミン類にも同じことが言えます。最近のサプリは値段も安く手に入りやすいですし、吸収を考えて作られものが非常に多いです。

 

 

 

大塚製薬 ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル 120粒

 

 製薬メーカーの作ったマルチビタミン&ミネラルサプリです。製薬メーカーは臨床試験の経験も豊富で、信用、安全性が高い会社です。バラバラに買うと飲むのも大変ですが、一つに収まっていると買うのも飲むのも手軽ですね。

 サプリを使う場合は、用法用量は必ず守ってください。どんな栄養、サプリ、薬品、食べ物も、上述したように、摂りすぎは身体に良くありません。

 

 

カルシウムの吸収のポイント

 さて、今回の記事は骨折がきっかけで書いておりますから、私としてはどうしてもカルシウムの話をさせて頂きたい(笑)カルシウムはどうしたら効率良く吸収できるでしょうか。

 

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 前編にも書きましたが、カルシウムの相棒はリン酸、サポーターがビタミンDです。カルシウムのあるところにはリン酸がいますし、カルシウムが吸収されるためにはビタミンDが欠かせません。色々な人に支えられて存在している、日本社会のサラリーマンのようなミネラル、それがカルシウムなのです(笑)

 

牛乳は意味がない?

 身長が伸びている子供の時期は、カルシウムはよく吸収されます。身体を作っている最中はとても必要で、カルシウムは牛乳に多く含まれていますので、子供に牛乳を飲め、と言うのはこういうところにあるのですね。

 

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 ではタイトルにもあるように、牛乳は、大人には意味がないのでしょうか?

 答えは限りなくイエスに近いようです。

 

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 もちろん、カルシウムは身体にとても必要なものですから、まったくゼロではいけませんが、牛乳を飲んだだけ身体は吸収するか?と言ったら、それはノーです。身体は必要なだけしか吸収しません。骨が伸びていない大人は、牛乳に含まれる大量のカルシウムは不要であり、あまり吸収できないようなのです。

 しかし、私のように骨折してしまったという例外の事情を持つ方は、多少は吸収率が上がっているかも、しれません。

 

牛乳の副作用

 牛乳にはカルシウムが大量に含まれていますので、身長の成長が止まっている大人はカルシウムだけを摂りすぎることがあります。ミネラルには相棒が大事だ、と上述しましたが、カルシウムだけを摂ると、へんなところで固まってしまうことがあります。

 胆石、尿管結石、関節の石灰沈着、痛風などです。

 どれも身体の中でミネラルが固まってしまって、石になってしまう病気で、そのうえどれもものすごく痛い(−_−;)原因はカルシウムの摂りすぎだけではありませんが、誘発させる可能性がありますから、ご家族にこのような病気をされている方がいる方は、注意が必要です。

 私は母が尿管結石をやっていたので毎日、牛乳を飲むのは止めました(−_−;)

 

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 ちなみにですが「大人が牛乳を飲むとガンになる」と時々聞きます。専門家によると

「どんなものでもガンが出来る可能性は少なからずあり、牛乳も同じで、摂り過ぎればガンになるかもしれないし、体質によっても変わってくる」

ぐらいの、ぬるい根拠なようです。

 

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 ヨーロッパの内科の女医さんが、婦人科のガンを繰り返していたのですが、乳製品を食べることをやめたら再発が止まった、という報告があり、そういうところから「牛乳はキケン」みたいな意見がネットで広まったのかなあ、と思います。

 添加物も牛乳も、食べ過ぎれば良く無いですが、普通の人が普通に食べているくらいなら問題はありません。

 

カルシウムを効率良く吸収するには

 カルシウムは吸収するために必要なものがあります。ビタミンDです。ビタミンDはゴマやナッツなどに含まれる脂溶性のビタミンで、なんと身体の中でも自分で作っています。

 

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 「外で遊んでいる子供は丈夫」みたいなイメージってありませんか?それでいて、家の中で本ばかり(あ、今はスマホばかりですかね?)読んでいる子供はひ弱だ、みたいな。それはある意味正しくて、太陽の光が身体にあたることで、ビタミンDが作られています。

外で遊ぶ子=ビタミンDがたくさんある子=カルシウムを吸収できる子=骨が丈夫な子

というわけです。なるほどー!

 

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 ちなみにビタミンDが不足すると骨が正しく作られずに、背骨が変形してしまったり、骨が折れやすくなってしまいます。「くる病」や「骨粗鬆症」という病気です。歴史の中でそういった境遇の子供は存在していたようで、外見の違いから偏見や差別の対象になりました。

 

バランス良く食べて、上を向いて歩こう?

 ミネラルも、カルシウムも、バランス良く、が大切。もし食事から摂れなければ、マルチサプリを飲みましょう。カルシウムは日光も大切です。毎日運動するのは大変ですが、できる時に、外を歩く程度でも、やらないのとは大きな違いがあります。歩くことは骨や身体を強くしますから、気が向いた時に、やってみてはいかがでしょうか( ´ ▽ ` )ノ