ひとりのセラピストのひとりごと

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変人なんてこの世にいない!変なのはこの世界なんだと思う。

  私は今までの人生、長らく「自分は変なんだ、生きづらい」と思ってきました。でも色々な人に話を聞いているうちに、案外私のように思う人って多くて、それも2〜3人にひとりくらいはいるんじゃないかと思うんです。

  今回は私が考えた「変なのは私たちではなくて、この世界なんじゃないか!?」仮説について。

 

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日本というおかしな社会

  私は今、色々な国の人と一緒に、シェアハウスで暮らしています。日本に学びにきた人、出稼ぎにきた人、誰かを探しに来た人、自分を探しに来た人・・・いろいろな人がいます。彼らの文化に触れると、日本はやっぱり私には合わないし、おかしいなあと感じます。

 

何がおかしい?

  日本には仕事を休む文化がありません。休むことは悪です。みんな休まないから、みんなに合わせて頑張らないといけません。みんな不満を言わないから、みんなに合わせて不満を言わないようにしないといけません。おかしいな?と気づいても、みんな指摘しないから、みんなに合わせて黙っていないといけません。

 

  集団は時に個を殺します。その最たる例が過労死です。

 

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  これは明らかに間違った方向性です。しかし、これが日本なのです。

  日本の文化は、間違っています。

 

 

変人の正体

  そんな日本社会には、しばしば「合わないな」と感じる人がいます。しかし日本では周りに合わせないといけませんので、「合わない」という自覚が間違いのように感じますが、間違っているのは日本文化であり、集団であり、個ではありません。

  誰もが「文化を正しい」と思うので、必然的に「間違っているのは自分だ」という結論になりますが、本質的には間違いがあるとすれば、それは日本の文化にあります。

 

  個は違うことが当たり前です。人間はクローンではありません。知性のある生物で、それぞれ違う「個人」なのです。

 

会社での変人

  会社では違う意見は尊重されるべきです。違った目線、違った指摘は、導入したり参考したりすることによって新しい商品が生み出されます。それは利益になるでしょう。実際、違った意見を尊重する会社は大企業であることが多いです。Googleが良い例と言えます。

 

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  しかし日本では、違った意見は「敵」とみなされることが多く、なかなか発言できません。ですから、日本企業は物を作る単純作業は得意なものの、新しい何かを生み出すことは大の苦手です。

 

家庭での変人

  現代では「離婚」する人が多くなってきているそうです。私も一度経験があります。離婚についてのネガティブなイメージは徐々に払拭されてきていますが、未だに快く思わない方も多く存在します。

  しかしそもそも、人間は生物の一種です。この前提をほぼ全ての人が忘れています。

 

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  自然界の中では、家庭を築き生涯をひとりの伴侶とすごす生物は珍しいです。ハトなどの一部の鳥類が生涯同じパートナーと過ごし、死別しても違うパートナーを求めないというのは有名ですが、とても珍しいケースです。

 特に霊長類では、核家族で子育てをする生物は人間だけです。ゴリラはハーレムをつくったり、チンパンジーやニホンザルは群れで行動します。多数のメスと子を残すオスが存在するのが普通です。

 

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  一方人間は、社会的トラブルを防止するために、多くの国で一夫一妻制度をつくりました。トラブルの防止とは極めて高度な思考の元に作られています。人間ならではの特性です。

  しかし残念ながら人間は霊長類に近しい生物であり、その行動は遺伝子に残っています。だから時々トラブルが起きてワイドショーになります。これが浮気や不倫の正体と言えるでしょう。

 

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  人間は生物でありながら、脳が進化したことによって生物をやめようとしているのです。書き込まれた遺伝情報に逆らい、生活しています。

  しかし人間はどれだけ否定しても、残念ながら進化の中で生まれた霊長類に近しい生物なのです。だから世の中はこのままであり、ワイドショーは同じようなニュースを流し続けるでしょう。

 

  私の母は離婚しました。私はとても苦労しました。しかし母は母である前に、ヒトという生物であったのです。彼女にとっておかしいのは、人間が生物をやめようとして設けたルールでした。彼女は変人ではありません。ただのヒトでした。

 

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変人の方が普通なんです

  「変わっている」「個性的だ」と自分で気づいてしまった人は、悩むことが大変多くなります。合わせないといけない、正しくいないといけない、と自分を責めることが多いでしょう。

 

  しかしこれだけは忘れないでほしい。

 

  自然界にはスマホはありません。パソコンもありません。電車も車も無いし、電気もガソリンもありません。

 私たちの遺伝子には、スマホやパソコンの使い方は書き込まれていないし、会社の務め方もお金のため方も、友達の作り方も良い夫婦のあり方も、教育のきれいごとも犯罪撲滅についても、書き込まれていないのです。

  おかしいのは現代の社会です。個人ではありません。

 

  長く書きましたが、私は犯罪を擁護したいでも不倫を助長したいわけでもありません。

  我々人類は、長い歴史の中でトラブルを回避するためのシステムを作ってきました。そしてそれは正しい。人が殺されず、悲しむ人が少ない社会は正しい。

  しかしその代償として、変人が生まれました。

 

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  こういうことが理解できたからといって、生きづらさが無くなるわけではありませんが、「生きるの、何かやりにくいな」と思う方が、生物として普通であるのです。

 

  ですから、私と同じように、自分が変だと感じている全ての人は、

  それが普通なのだから、

  胸を張って生きましょう。

 

  以上、”仮説”でした!