ひとりのセラピストのひとりごと

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病院であったホッコリする話。頑張っていれば誰かが見ていてくれる!【看護助手はミラレタ】

  私は放課後、大学病院で看護助手のアルバイトをしています。

  助手とはいえ、体力的に結構キツくて、大変な仕事だと思いますが、とても楽しく働かせて頂いております。

  最近ドクターとの間にステキな出来事があったのでこちらにご報告。

 

  ドクターとの間にステキな出来事があったので!!

 

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看護助手はザコなんです

  まず看護助手という仕事の立場についてご説明しておきましょう。

  注;私の主観です。

 

  看護助手は国家資格のいらない仕事。誰でもできます。業務内容は看護師の指示の元、患者のケアや搬送などを行います。

  ・・・というのはきれいごとで、どういう角度から見てもただのパシリです。

  看護師さんがめんどくさい仕事を看護助手がやるわけですね。なかば押し付けられ感を感じずにはいられない時もあります。しかし私は医療系の学生。何でも知りたい、やってみたい。面倒なことでも好奇心を持ってやっています。

 

  忙しい時は病院内を文字通り走り回りますし、患者さんや他部署スタッフを待たせることがあれば現場の看護助手がとりあえず謝ります。完全に悪くなくても面倒なのでとにかく謝る。私が謝ることで病院がうまく回ればこんな良いことはないのです。

 

  あまり他スタッフに当たられるなんてことはないのですが、先日珍しいことがありました。

 

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ある日のこと

  私はいつも夕方の4時に出勤しています。その日は緊急入院やら急変やらでばたついていたようで、出勤すると完全にナースステーションはピリピリしていました。

  病棟で事件がなければナースステーションには看護師と私しかいないのですが、バタついているとドクターもたくさんいる。スタッフでごちゃごちゃします。

 

  病棟のドクターはみんな個性的。それぞれキャラクターを持っていてステキな人たちなのですが、その中にソフトな松岡修造みたいな先生がいる。

  要はアツい人なのですが、この季節はこたえます。

  看護師さん方もいつも暑がっている。

 

 「おはざーす(=゚ω゚)ノ」と何も知らないめりーさんはその日も出勤したのですが、その時、ナースステーションに一本の電話が。

 

 

めりー  はい、内科病棟、看護助手のめりーです。

修造  もしもし、ドクターの松岡ですが、血液検査の検体はどうなったかな?

めりー  あ、ちょとお待ちください。

            (確認後)こちらにあるそうです。

修造  は!?何でまだそこにあるの!?それ出さないと検査進まないんだよ!こっちはあれがあれでこれがこうで空は青いし雲が白いし夏は暑いんだよね!?どういう

めりー  あ、今いきまーす。すみませーん、あ、はーい、どもでーす   カチャ

 

 

  なぜか怒られた。

 

  いあ、ドクター修造はアツいのでついそういう風に言っていたのはとてもわかる。私を怒っていたわけではない。そして完全に無関係すぎたので全くイラつきませんでした。

  時間が無いのなら「すぐに持っていって」で電話切れば良いのにしばらく怒ってたから適当にあしらってしまったよ。さらには話が続いていたのに途中で電話切っちゃったよ。

 

  ごめんな、修造。

 

  そして走って検体を提出してきたものの、その10分後にまたもや修造が吠えた。

  廃棄物をまとめていると、どこからともなく看護師さんと修造の声が・・・。

 

  めりーさん!これもっていって!今すぐ!マッハで!!!

 

  おいおい、きみたちは私に秒速を超えろと言うのかい?

  みんなテンパってるのでしょうがない。本気を見せようか。

 

  「あ、はーい」

 

  と歩いて提出してきました。

 

 

 

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  夜が更けてくると忙しかった病棟も静かになっていきます。

  いつも通りに仕事をして、そろそろ終わりだなあ、とナースステーションで時計を見ていると、病棟1、2を争う優しいイケメンのドクターが現れた。

 

  このイケメン、仮に玉木宏としましょう。

  ドクター玉木は初日に迷子になっていた私に声をかけてくれた超優しいドクター。そんな人他にいません。優しいなあ、と思いつつ、なかなか接点が無いのでお礼も言えずに何ヶ月も過ぎてしまいました。

 

  そんな玉木先生が急にナースステーションに現れたのです。

  しかもなぜか両手に一杯、大量の弁当箱を持っていた。

 

 めりーさん、お疲れ様です!

めりー  あ、先生お疲れ様です。

  これ、良かったら食べて下さい!

      (お弁当を一つ差し出してくれる)

めりー  えーっ!!良いんですか!?

             (看護助手にお弁当くれるドクターなんて聞いたことない!)

 いつも検体ダッシュで持って行ってくれてありがとうございます。今日も大変だったでしょ。

  マッハは無理だよなあ、と思ってたんだよね・・・。

 

 

  マッハのくだり、聞いてた。

 

  私は走っていたので他のスタッフは目に入らなかったのですが、玉木先生はどうやらナースステーションにおられて、理不尽に怒られている私を見て心を痛めてくれていたようでした。

 

  何この適温の先生!!!!

 

 

  あまり話さないドクターですが、松岡修造もいれば、玉木宏もいる。

  玉木宏は性格知らないけど。

 

  頑張っていると、誰かが見ていてくれるものなのです・・・。ありがたや〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。

 

  仕事上がりにお弁当を食べてから帰ったのですが、何やらポルチーニ風味の和牛ステーキ、海老とクリームチーズの生春巻き、和風タンドリーチキンとガパオライスのような凄まじく豪華なお弁当でした。こんな弁当、どこで売っているのかわからない。

  聞くところによるとドクターも自分で買ってくるわけじゃなくて、何かの集まりの時に余ったものを持ってきてくれたそう。しかし豪華だな。バブルかよ。

 

 

  なかなか大変な仕事の看護助手。

  でも、どこかで誰かが見ていてくれる。そして認めてくれています。

  例えパシリだとしても、一生懸命やることに損なことはありません。

  明日も仕事頑張ります〜〜!ヽ(´▽`)/