ひとりのセラピストのひとりごと

ひとりのセラピストのひとりごと

手に職つけた、ひとりのセラピストのブログ。意識低い系。

整形外科医の講義を聴いてきた!人工関節と再生医療による関節の治療。再生医療はもう身近だ!

私はよく外部の勉強会にお邪魔しているのですが、先日は初めてドクターによる勉強会を拝聴してまいりました。

 職場の外でドクターに会うのが初めて、

しかも外科の先生は私の中で色んなイメージがありましたが・・・

とっても良い人で助かった。

学校では教えてもらえない高度な医療現場について習って来ましたので、そのご報告をしようと思います!

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セミナー概要

 普段、運動器を取り扱う柔道整復師や鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師ですが、整形外科の治療ってどんなの?という方も意外と多いのでは。

なんか湿布処方されて・・・

悪いと手術される・・・

そんな程度しか知られてないのでは。

では実際にどんなドクターがどんな手術をするのか!?今回は特に膝の人工関節の手術をピックアップしてデモを見せて頂きました!

 

さらに先生の分野である再生医療についてもすでに臨床で行われていることを教えて頂きました!!

再生医療って、てっきりまだどこかの研究機関の病院でテストされているだけだと思っていたのですが・・・すでに臨床で始まっていたよう。

すげえええ!!21世紀っぽい!!

  

講師の先生 

  磐田  振一郎先生

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経歴
日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本再生医療学会認定 再生医療認定医

1971年
生まれ
1996年
慶應義塾大学医学部卒業
1996年〜2010年
慶應義塾整形外科関連病院勤務
2004年
スタンフォード大学工学部 客員研究員
2009年
NPO腰痛・膝痛チーム医療研究所設立
2017年
リソークリニック院長就任
専門分野
関節外科、人工関節手術
これまで人工関節手術や関節鏡手術を20年にわたって手掛ける。

 

私は職場でドクターをよく見ていますが、内科の病棟なので基本的には内科の先生に囲まれています。

たまーに外科の先生が来るのですが、見た目が怖い。

いや、怖くない外科の先生もおられると思うのですが、なんか知らないけど私の病院の外科の先生はとにかく怖い。

具体的に何が怖いと聞かれても答えられないんですが・・・

なんか怖い。

そして今日の勉強会を伺って講師の先生が整形外科医と聞き、写真を見ると・・・

 

コエエエエエ!!!

  ((((;゚Д゚)))))))

 

しかも場所が都内有数の繁華街ときています。

こ・・・このセミナー、大丈夫なのか!!??

生きて帰ってこれるのか!!???

  ((((;゚Д゚)))))))

しかし私は無数の難関を乗り越えて来たオンナ。

見た目でビビっていたら医療者は名乗れません。

 

優しい外科医っているんです!

  「し・・・失礼します・・・。

会場にお邪魔すると何人もの若者が目をキラキラさせて控えていました。奥には知り合いの先生と、磐田先生が和やかにお話しされています。

みなさん終始笑顔。

せ・・・整形外科医も笑うのか・・・。

そして講義が始まると、めちゃくちゃくだけた話し方でとってもフレンドリー。

「僕はスポーツが好きでそれが抜けきれてません!」

せ・・・整形外科医は刃物振り回しているだけではないのか・・・!!

  ((((;゚Д゚)))))))

と、初めて病院外で接する整形外科の先生を動物園の動物のようにみていた私・・・。いやあ、珍しくて、つい・・・。スミマセン・・・。

 

喋り方もフレンドリーで、講義の最中、ちょくちょく「患者さんのことを思うと」という言葉を仰っておりました。お話の間も、「どんどん質問してくださいね」「どう思う?」と我々に訴えかけてくださって、なんかめちゃくちゃ良い人!!

はーっ。外科の先生て、見た目怖くても優しかったのか!!

怖くて話せなかったから知らなかった(笑)

 

あとでご挨拶した時に、「磐田先生の見た目が怖くてビビりました・・・」と言ったら(言ってもうた)、

「患者さんにも言われるんですよね〜。電車乗ると、両隣が空くし・・・(^_^;)」

との事・・・。怖いと思ったのは私だけでは無かった(笑)

  

人工関節の治療

磐田先生の専門は「膝」だそう。膝の手術適用である変形性膝関節症は、学校でも習っておりました。

でもその手術は?というと、やや分野が違うので、学校では教えてもらえません。

膝の治療の症例や、手術のやり方を優しく教えて頂き、そのデモを模型を使って見せて頂きました。

 

整形外科の手術って、「突貫工事」だよ。

 

こう学校の先生が言っていたことがあったのですが、

マジ突貫工事でした( ゚д゚)

 堅い骨に対する手術なので、特殊な道具を使うんです。

ドリルとか・・・

ハンマーとか・・・

((((;゚Д゚)))))))

 

膝関節を人工関節に取り替えるデモで、写真を撮りまくったのですが、このブログを一般の方が見ていることを考えると、結構

エゲツない絵

が多かったのでアップするのはやめておきます(^_^;)

 

そんなわけで出来上がりをお見せします。

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二本の骨の間に、金属が埋め込まれています。これが人工関節です。

 

これが上の骨に付けるパーツ。

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けっこうずっしりと重い合金でした。

 

裏はこんな感じ。プラモデルっぽい!

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こちらは下の骨につけるパーツです。フラットですね。

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その裏側。骨にしっかりはまるように、突起がついています。

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こんな感じで金属を埋め込んで新しい関節を作ってしまうのですが、なんかもう人造人間って感じですね・・・。

見た目はちょっとコワイのですが、治療成績がとっても良くて、歩くのが困難だった人がサクサク歩けるようになってしまうとか。

とはいえ、派手な手術をしますので、患者さんはこわい・・・と仰る。

磐田先生が「うーん、これは手術ですねえ」と言うと、ほぼ全ての患者さんが

・・・イヤです」と言うらしい。・・・私もイヤだわ・・・。こわいわこんなの見たら。

 

そこで磐田先生は考えた。

手術しなくて済む方法、無いかな・・・?

外科の先生なのに!

ここ、大事だからもう一回言います。

 

外科の先生なのに!!!

((((;゚Д゚)))))))

 

整形外科の先生は、手術が仕事です。その辺で聞く噂話には、

外科に来るなら切るのが好きじゃないとだめ。切るか?切らないか?それだけだ。」的な恐ろしい名言があったりして

ブラックジャックすぎる・・・と怯えていた私なのですが・・・。

 

そんな商売である手術を、

患者さんが

怖がってるから

やりたくない

と、違う方法をしているそうです。

 

どんだけ良い人なんだ。

 

手術のいらない再生医療

そこで磐田先生が目をつけたのが再生医療。

患者さん自身の、関節の細胞を取り出して、培養して、ほんでまた元に戻す。

ニュースでとっても話題になっていた、アレです。超イマドキ。

 

膝が痛くなる原因の一つは、関節の中の軟骨がすり減って無くなってしまい、骨が直接ぶつかって痛くなるということ。

このすり減って無くなった軟骨の部分を、再生医療で蘇らせることで、手術をせずに関節の痛みをとってしまおう的なものだそう。

 

ニュースで話題になっているけど、実際にそんな重症の病気を目にすることはありません。

書籍もそれなりに読んだのですが、どこかの研究機関で実験してるんだなあ( ˘ω˘ )くらいにしか思っていませんでした。

ところがなんと既に導入されているらしい。

まだ保険適用なのはごく一部のようで、膝の治療に関しては自費になってしまうそう。

 

でもやりたいなあと思ったらもう出来ちゃうんですよ!!

21世紀、キター!

 

先生はこの治療のために帝国ホテルの中にクリニックを開業されました。

まだ始まったばかりだそうですが、患者さんの負担のかからない治療のために、頑張っておられます。

保険のこと、金額的なことなど、まだ課題はあるようですが、新しい挑戦をしたい!ということ。

 

やっぱりドクターってカッコいいな!!

 

私が嬉しかったのは、磐田先生が「医者と柔整や鍼灸が仲が悪くて悲しい」と仰っていたことでした。本当に悲しそうに仰っていて、私と同じ考えで心を痛めておられるのが理解できてとても嬉しかったです。

 励みになりました。

 私自身、あまり親しくないドクターですが、こんなにステキな、良い人がいることが分かったので、もっと絡んでいきたいと思います!!

 

今回お世話になったスタッフの方々、磐田先生、誠にありがとうございました。目からウロコが出っ放しでした!

これからもぜひご指導ご鞭撻頂ければと思います。

 

 

こちら最近テレビにも出ている磐田先生の膝サポーター。

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