ひとりのセラピストのひとりごと

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神経内科の研修を見学した!学校で習っていること本当にやるんだー・・・北京留学日記【4日目】

  北京留学日記、4日目です。

  この日はガイドの研修医が日本語が堪能だったので、一日、日本語を話しました。

 

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北京・9月13日【4日目】

  午前中、時間を空けてもらったのでのんびりしている。でもテレビもネットも不便なので、ずっと考え事しているから、独り言を書く。

 

  中国、居心地いいなあ。みんな優しくて合理的。医学も面白いけど、やっぱり文化の存在が大きい。日本で聞いてたのと全然違った。

 


  パクりが多いとか、街が汚いとか、色々悪いイメージが日本にはあるけど、中国の人はとても合理的で、道具は使えればいいし、ブランドは見た目が同じならそれで良いんだよね。路上喫煙が普通(条例で、公共の場は禁煙なので、みんなその辺の道端でタバコを吸っている)なのも、吸い殻はあとで拾えばいいからそこは気にするところじゃないって感じ。

  (北京は路上喫煙が多い割に、路上にゴミが落ちていない。オレンジ色の服を着た清掃員を頻繁に見かけた。オリンピック以降でかなり整備されたらしい。

 

  トイレの紙も自分で用意すればいいからそこらへんに置いてない。

  ホテルのシャワールームがスカスカのブラインドなんだけど、誰も覗いたりしていない。シャワーはお湯が出て浴びられればそれでいいんだよね。


  日本は国土が狭いから、やっぱり視野が狭くなってしまうのかもしれない。日本人は、変わっているよ。

 

  気のせいだと思うけど、なんというか、初めて来た気がしない。食べ物も生活も言葉も、何にも知らなかったけど、私に合っていると思う。懐かしいというわけではないけど、なんだかしっくりくる。日本にいる時から思っていたけど、誰かに導かれてここに来たんだと思う(そう思うほどに奇跡的に決まった留学であった)。

 

  出会う人全てが優しい。助けてと言ったら助けてくれる。色んな人にご馳走になった。日本語で「ごちそうさま」って伝えられないのが残念だけど、きっと気持ちは伝わっていると思う。

 

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  今日は午後から中日友好病院の中医神経内科で見学をした。

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  世界的に有名な先生に会えて、教えてもらった。日本じゃ絶対相手にされないようなすんごい先生だったようだ。顔面麻痺の中枢・抹消の鑑別中で、学校で習ったこと全部やっていた。

 

  MRI画像を見ながら考えているところにお邪魔した(中国は鍼灸師もみんなドクターライセンスなので画像判断や薬の処方ができる)。脳内出血が完全否定できないようで、これから精密検査をするようだ。とりあえず今日は麻痺の鍼治療を行って、出血の検査は後日ということになったよう(通訳が無かったが、見ていて分かった)。

 


  黙って見ていたら、先生が私に「なぜ顔が麻痺したと思う?」と聞いてきた。

 

  ぎ、ぎくり!!

 

  だがしかしちょうどこの間の期末試験の範囲で、習っているぞ!!

  でも私は現代学的な答えしかできなくて、伝導路(神経の配線)のことを話したのだけど、にやりと笑って中医的見解を説明された。そりゃそうだ・・・。恥ずかしかった・・・。

  (鍼灸治療は東洋医学なので理論が違い、説明も違う。中医と言う。)

 


  とてもいい先生で、お土産を渡したらものすごく喜んでくれた。一緒に写真を、とお願いしたら、連絡先を書いてくれ、と言われたので書いた。

  リュウくんと自己紹介をめちゃくちゃ練習したのに結局言えなかった・・・。

 

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  でもなんだか印象が良かったみたいだ。めちゃペコペコしたら笑っていた。

  (お辞儀をするのは日本人だけなので、日本でやっている感じでお辞儀をすると、とても珍しがられる。この後も研修医や教授に度々珍しがられた)

 

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  2時間ほど見学して、大学内の博物館へ行った。

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  色んな漢方薬とその原料が展示してあって、中国は本当に何でも薬にしてしまうんだなあと思った。

 

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  日本の博物館って写真禁止のところが多いけど、中国は基本的には写真オーケー。博物館でなくても、マーケットなどでも写真を撮りまくった。

  (後日1度だけ、マニアックなお茶屋さんで断られた)

 

 

  その後は近くの公園をリュウくんに案内してもらい、ベジタリアンレストランへ行った。全部野菜のラーメンや串焼きを食べた。ものすごく美味しくてビックリした。

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  串焼きは見た目は羊だが食べてみるとエリンギにスパイスがかかっていて、炭火で焼いているそう。ラーメンも色んなダシの味がしたけど、肉が全く入っていないんだって。

  店内は青山とかにありそうなめちゃくちゃおっしゃれーな内装。中国らしからぬイケてる店のよう。さすがリュウくん、イマドキボーイだ。

  とても流行っていて、連日混んでいるらしい。

  本当に美味しかった。

 

  気のせいかもしれないけど、リュウくんと喋りながら「美味しい、美味しい」と食べていたら、店員さんが私が日本人てことに気づいてBGMを日本の曲に変えてくれていた。

  みんな日本人好きなのかなあ。うれぴい。

 


  食事が終わるとレストランでリュウくんに論文の訂正を頼まれた。

  リュウくんは日本が好きで、医学用語をとても知っている。頑張って覚えたと言っていた。初めて通訳を介して教授と医学的な話をしたので、リュウくんはとっても賢いんだと思う。

 

  リュウくんの専門は腫瘍内科で、脳腫瘍の治療についての論文だった。

  私のレベルでは大したことは分からないのだけど、日本語の間違いや、不適切文を説明してやったら喜んでいた。

  専門学生のくせに医学部の研究者にアドバイスするなんて、思い返すと本当に恥ずかしいけど、なんだか喜んでもらえて良かった。

  異文化コミュニケーション。

 


  リュウくんは日本語の論文の書き方が分からなくて困っているらしいので、帰国したら改めて症例報告論文の書き方を教えてやることを約束した(私の学校は論文を書く授業が度々ある。普通の専門学校は無いそう)。
  恩を返せるぞ!リュウくん、きっと役に立ちます!

 

 

  そんなこんなで今日は7時に終了。セブン(コンビニのセブンイレブン。ホテルのすぐ近くにあった。日本と同じ感じでとても便利)でビールを買って飲んでいる。

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  中国のビールは味が薄くて美味しい。油やスパイスの多い中華料理に本当に良く合う。

  濃いものもあるそうだが、私は1度も飲まなかった。

 

 

  ウィチャット(中国版LINEみたいなやつ。とても普及している)を見たら明日の予定がつかないらしい。ヤバいぞ。サン老師、デートしてくれ。お前なら出来る。頑張れ。

  (詳しくは2日目を参照。超イケメン研修医)

 


  考えてみればこんなど平日につきっきりでアテンダントしてもらっている。みんな忙しいだろうに、研修医が交代で私の通訳をしてくれているのだ。

  悪いなあ。でも一人じゃ食事もできないので甘えるだけ甘えている。ごめんなさーい。あとで出世してお返しします!!

 

 

そんなわけで4日目おつ。あっという間だなあ。

 

 

  つづく