ひとりのセラピストのひとりごと

ひとりのセラピストのひとりごと

ひとセラは、手に職つけたい人、つけた人の総合情報ブログ。

鍼灸学生の祭典!東京都鍼灸師会プレゼンツ・学生交流会へ行ってきた!!なんで鍼灸やる人って同じようなキャラなの?

 

   先日、東京都鍼灸師会主催の学生交流会へ参加させて頂きました。師会主催と言っても、堅苦しい雰囲気ではなく、フレンドリーでワイワイとおしゃべりする、というようなかなりフランクな会。

  今日は学生を代表してこの会の感想を書きますので、全国の鍼灸師さん、ご覧ください。

 

  どうぞ!

 

f:id:mogemilk:20171116201908j:plain

 

鍼灸会館初上陸

  東京都鍼灸師会主催ということで、大塚にある鍼灸師会館が会場。行ってみるとよくお会い先生もおられ、学生のくせに「あれ!なんでいるのー!?」「イエーイ!!」から始まったのがこのわたくし、めりーさんです。

  かつてないほどの大物感、強烈キャラクター。

  それを自負しておりますが、他の学生が集まってみると、私を凌ぐ強烈キャラのオンパレードでありました。

 

f:id:mogemilk:20171116210113j:plain

 

鍼灸師の先生に、ふだん聞けないぶっちゃけ質問をしてみよう!

  東京各地から集まった学生たち。今回のコンセプトは、現場の先生の年収を聞き出そう!あ、違った、学校の先生には聞けない現場のリアルを聞こう!だそう。

  まずはテーブルごとに学生たちが自己紹介をし、何を聞こうか話し合いました。

 

f:id:mogemilk:20171116210038j:plain

 

  やはり交流会に来られる学生さんは皆社交的でよくお話になりました。印象的だったのは女性陣で、積極的にお話をして下さってとても楽しかったです。「好きな本を持ってきて」という宿題があったそうで(私は見てなかった・・・)個性的な本を持ってきておられました。

  とても興味を覚えたのが、アーティストのグレゴリー・コルベールの写真集を持ってきていた方。私は初めて拝見したのですが、アフリカの草原で何日も、場合によっては数ヶ月もモデルに滞在してもらい、野生の動物が警戒心を解いてきたところで撮った写真集。

  どれも奇跡的な写真で本当に感動しました。

 

matome.naver.jp

 

  持ち主に、「なぜこれを選んだの?」と聞いたら、「人間は人間社会の中で生きているけれど、本当は自然がそこにある。でも自然と人間界には垣根があり、この写真はその垣根が壊れていて、あるべき姿が垣間見える。東洋医学的だ」と仰っておられました。

 

・・・オマエ・・・本当に学生なのか・・・?

 

  本当は10年前くらいに卒業しているんだろう・・・?

 

((((;゚Д゚)))))))

 

  とは言えず・・・ただ感嘆詞のみ話し続けるめりーさんでした。

  意識たけえええ((((;゚Д゚)))))))

 

 

先生方にぶっちゃけトークを求めた

  さて、意見がまとまったような、まとまらないようなところで、先生方も混ざり円形に座って意見交換。

 

f:id:mogemilk:20171116210146j:plain

 

  色々なよくある質問がありましたが、よくある質問の代名詞「ぶっちゃけ年収いくらですか?」を、先生方がなんとリアルに答えて下さいました。

 

  鍼灸師って儲かるの!?

  儲からないの!?

  どっちなの!!!!

 

  答えてくださったのは開業したての先生。

  この先生本当に良い方で・・・・

  こっちが心配になるほどぶっちゃけていた。

 

  読者の皆様も気になることでしょう。さすがに具体的金額は伏せますが、何事も、最初は大変です。

  どんな先生も、困難を乗り越えて立派になっていくよう。

  カッコいいなあ。

 

 

休憩時間にとなりの男の子と写真を撮ってもらいました。スポーツ関係の方だそう。スゴイ!

f:id:mogemilk:20171116210235j:plain

 

 

学生の悲痛な叫びも

  集まっているのは現役の学生。日々教育現場を目撃している第一人者です。日本の鍼灸教育は問題があると言われており、来年からは学校教育のカリキュラム改定があります。ちょうどまさに今、激変している最中。

 

  私自身、「こうしてくれたらいいのに」と学校に思うことは時々あります。周りのクラスメイトからも、現実的な不安・不満をよく耳にしていました。でも学校にそれを伝える機会はほとんどありません。

  身分の無い学生からのアドバイスは、価値が無いのだろうと思いますし、日本文化としての教育者という立場を思えば、それも私は納得できます。

 

  私はそんなことを感じたりしていたのですが、これは他校の生徒も同じようで、現場の先生方に訴えておられました。

 

 

 

 

現場から見た教育現場

  現場の先生からは「教習所みたいなもんだから、割り切ってやるしかない」という意見もありましたが、個人的にはそれではいけないと思います。

  悪いものを悪いと言う人がいなくなったら、物事はどんどん悪い方向へ行き、やがて崩壊します。「割り切る人は大人」とよく言いますが、割り切って何も言えないのは大人では無いと思います。

  彼ら学生は、よくあそこで訴えたな、と私は感動しました。鍼灸師の先生方も立派でおられますが、来ていた学生さんもそれに劣らない、立派な方々でした。

 

 

他校の生徒の意見を聞いて思ったこと

  現場の先生にお会いできたのも大変貴重な体験でしたが、個人的に良かったと思ったのは、他校の生徒が自分と同じように悩み、努力していることが分かったこと。

  皆さん本当に努力家で、志が高く、希望に満ち溢れていた。これが、鍼灸師になる前の、初心なのだと感じます。

 

  そしてこの初心を、いつか私は忘れてしまうのだと思いました。

 

  鍼灸師の先生方のお話を伺うと、世代ごとにお考えが違うように感じられました。皆さん、考えていることがちがう。視点が違います。

 

  きっとそれは、苦労した結果、必要なものを見る目が備わっているのであろうと思います。

 

  その代わりに、学生が見ているものはもう見えていないと感じます。おそらく同じ業界でも、生きている世界がちがうのでしょう。それは環境的だったり、経済的だったりする。私もいつか、そちら側へ行く。そして、今の考えは忘れてしまうのだと思います。

 

 

  人生は短いような、長いような、やっぱり短いような、よく分からない長さですが、今、この瞬間は、二度と体験できない。

 

  学校は、貴重な場所です。

 

  テストは大変だし、ストレスが溜まるけど、学校という場所はやはり素敵だと思います。

 

  皆さんにお会いできて本当に嬉しかったです。

  関係者の方々、東京都鍼灸師会の先生方、本当にありがとうございました。とても貴重な体験でした。