ひとりのセラピストのひとりごと

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東京医大の入試減点問題。医療の中の女性差別とは。社会的弱者でも医療者になった私の見解

最近(2018年8月現在)、世を騒がせている東京医大のニュース。

 

偉い人の息子が賄賂で入学できちゃったことから始まり、雪だるまのように色々晒されていますが、私が注目したのは入試で女子のみ減点していたこと。

 

大学側は「単なる女性差別ではない」と仰いますが、実際どうなのでしょうか。

 

色々な意見があると思いますが、色んな意味で社会的弱者であった私から、この問題について考えをお伝えしたいと思います。

 

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私について

考えをお伝えする上で、前提として私の生活環境を説明する必要があります。

 

私は母子家庭に生まれ、貧しい子供時代を過ごしました。

 

自治体の支援もあって、高校までは行くことができましたが、大学進学は断念せざるを得ませんでした。

 

大学についてはあの環境下でも奨学金を駆使して働けば行けると考えていたのですが、未成年にとっては保護者と教師の意見は絶対的で、誰も応援してくれる人がいなくて、断念せざるを得ませんでした。

 

当時は医療に全く興味がなかったのですが、大人になって色々やっているうちに、医療に興味を持ち、

 

あの時進学したかった気持ち、学校の先生と母親に諦めさせられた悔しさ、自分の可能性を見つけたい、という意識が強くなりました。

 

1年の準備期間を経て、奨学金を借り、夜は働きながらという形で専門学校に進学しました。

 

3年間の通学ののち、国家試験に合格、学校を卒業、現在は病院職員として働いています。

 

私は一人っ子で、母親は教育に興味が無く、父親や親戚もおらず、学校ではいじめられることもありました。

 

親の都合で転校もあり、子供の時は孤独でかなり辛い思いをしました。

 

貧しさはそれほど感じていませんでしたが、(感じないようにしていたのかもしれません)

 

お金が無くて進学できない、勉強をしたくてもできない、というエピソードは、今も強く印象に残っています。

 

特殊な家庭環境にいたこともあって、独特の性格になりました。

 

道徳的にはかなり優れた思考力を持っていると自負していますが、周りの普通の人に理解してもらえないことはややあります。

 

問題のある性格だったので改善のためにかなり努力しました。

 

今では社会にも適応でき、良い環境下で働いていると感じています。

 

今までかなり苦労しましたが、よくここまで頑張ってきたと自分に満足しております。

 

日本の差別問題

日本には男女差別が強く残っています。

 

かなり改善されて来ましたが、一部の職業には女性が極端に少ない傾向があり、医療もその1つです。

 

看護師さんには女性が多いですが、私が業とする鍼灸マッサージ師には女性が少ない傾向があります。

 

私は医療施設は3箇所ほど勤務経験があります。

 

看護部に在籍していた病院以外では、女性は私だけでした。

 

また同業者の交流会などに参加しておりますが、高度なものになればなるほど女性が少なくなる傾向があります。

 

私自身が、「女性だから」という理由で迫害されたことは一度もありません。

 

むしろ親切に接して頂いております。

 

ですから、私が知る限りの医療現場では、女性差別という意識を持っている人はひとりも居ませんでした。

 

おそらく、世の中の男性のほとんどはそうなのではないかと考えています。

 

日本人の心の中に、女性差別はありません。

 

女性差別が残る場所とは?

差別はいけないことだ、こういうことが差別である、という教育は日本全体で捗っており、差別はよくない、やめようという意識を持つ人たちが大半を占めるようになりました。

 

しかし文化的に女性差別は残念ながら残っています。

 

女性は体力、体調、出産など、男性に比較し社会的にハンデが大きいです。

 

それは女性がどんなに頑張っても、男性がどんなに理解していても変わりません。

 

休暇が必要なので、会社で出世しにくい、年収が上がりにくい、重要な仕事をしにくいなどの問題があります。

 

日本は他の先進国に比較し、「フェア」という考えが浸透していません。

 

高学歴の人と、高卒の人はフェアではありません。

 

大企業の総合職は、大卒、それも高学歴の人しかできないこともあります。

 

高卒の人がどんなに実力を持っていても、それが評価されて高学歴の人以上の役職に就くことがあまりありません。

 

あまり良い傾向では無いと思いますが、残念ながら日本の文化です。

 

これと同じように、女性がどんなに頑張っても男性とフェアになりにくい文化があります。

 

文化的なものなので、善悪の考えを持たない人が多く、東京医大もそのひとつだと思います。

 

東京医大は実際、

 

「女性には出産、子育てがあり、僻地にも行きたがらない。これは単なる女性差別の問題ではなく、日本の医療のためだ。」

 

というようなコメントをしています。

 

彼らにとって、女性の点数を減点することは、医療のためなのです。

 

でも本質的には、女性医師がたくさんいても、日本全体に医療が行き渡るようなシステムを作らないといけません。

 

文化には善悪の区別が無いので、そこまで考えることができないのは、自然なことだと思います。

 

弱者はどうすべきか

さて、女性は日本では、文化的弱者となります。

 

私たちが、彼らと戦うには、色々な方法があります。

 

運動を起こして真っ向から戦う方法は、人種差別や、平和など、色々な現場でデモや署名活動として見られます。

 

それは最もメッセージを発信出来る方法なので、これからもやり続けるべきです。

 

でも、本当の弱者は、それすら出来ません。

 

真の弱者は孤独なのです。

 

子供だった私のように。

 

 

 

 

弱者は泣いていても弱者のままです。

 

同情を買っても、強くなることはできません。

 

 

 

 

私がやってきた方法は、

 

努力することでした。

 

 

 

 

世の中は不公平だ。

 

それはどうひっくりがえっても今は変わらない。

 

ならば相手の土俵に上がるしかない。

 

 

 

 

女性は不利です。

 

でも不利にあまんじていても、文化は変えることができません。

 

ちょっと、いわゆる「やから」みたいな感じですが(笑)

 

ハンデを背負って戦うんです。

 

 

 

 

 

力が無いなら、知力を付ければ良い。

 

体調が悪ければ、コンディション調整をすれば良い。

 

子供は、保育所に預ければ良い。

 

会社に行けないのなら、家で仕事をすれば良い。

 

 

 

医学部だって

 

女性という理由で減点されるんだったら

 

男性の150%の点数を取れば良い。

 

 

 

 

鬼のようなことを言いますが

 

自分は女性だから・・・

 

と負けを認めるから文化に勝てないんです。

 

 

 

むしろ

 

お前は男だから良かったね。

ま、私には関係ないけどね。

 

くらいで行かないと、覆らない。

 

 

 

女性が戦う相手は、男性なのではなくて、日本の文化です。

 

 

 

これをすべての女性が徹底してとは思いません。

 

体調の悪い時は休まないとだめです。

 

男性が助けてくれるなら、甘えるべきです。

 

でも、精神的に卑屈になってはいけません。

 

社会的に、女性という性に、誇りを持って下さい。

 

女性は強いです。

 

医学的にも、生物的にも、すべての面で女性は圧倒的な強さを持っています。

 

その強さに、誇りを持って欲しい。

 

 

 

 

私は社会的な弱者でした。

 

貧乏で、頭も悪く、 大人に見捨てられた天涯孤独の子供でした。

 

ポジティブに捉えようと頑張ったこともありましたが、

 

その過去はどんなに頑張っても変わりません。

 

だから、自分は社会的弱者なのだ、ということを受け入れました。

 

そして努力した。

 

普通の人になりたい、普通の生活がしたい、と努力しました。

 

どんなに頑張っても、学歴や経済力のある人には勝てないかもしれません。

 

でも、差を縮めることはできる。

 

そして、今は私は普通の人になりました。

 

どこに行っても、胸を張れる、普通の人です。

 

 

 

 

元社会的弱者として、言わせて頂きます。

 

 

 

差別なんて、

くそくらえ!

上等だ!

そんなもんあっても、

私は私だ!!

 

 

あら、ちょっとお下品だったかしら。

 

では、これにて。