ひとりのセラピストのひとりごと

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セラピストってどういう意味?医療・リラクゼーション各方面で使われるセラピストという言葉について解説する

たまに使われる「セラピスト」という言葉。

 

医療やリラク、その他で使われる言葉ですが、

 

セラピストってどういう意味?どんな職業?

 

セラピスト7年目のめりーさんがお答え致します。

 

今日は初心に返ってセラピストという言葉を考えるの巻です。

 

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セラピストとは

セラピスト(英語表記)therapist

 

 

 

 治療士。療法士。

セラピストとは - コトバンク

 

セラピストとだけ単に検索すると「治療士」という言葉が導かれました。

 

ちなみに英語検索すると

 

therapist とは

  1. 1治療専門家,セラピスト:病人・負傷者の治療・社会復帰のための運動・熱療法など理学療法の専門家.
  2. 2治療専門家,セラピスト:患者の心理的問題解決のための心理学療法の専門家.
  3. 3(また therapeutist)治療専門家,セラピスト:(医者など)治療技術の専門家.

therapistの意味 - goo辞書 英和和英

 

therapistの意味は「理学療法の専門家」「心理療法の専門家」「治療技術の専門家」などと表記されています。

 

外来語の「セラピスト」

日本語には外来語が非常に多く、年々新しい言葉が増えていきますが、「セラピスト」という言葉も外来語として定着したようです。

 

外来語には多い現象ですが、同じ言葉でも外来語と英語で意味が違うことがあります。

 

セラピストも、もともとの意味が転じて多くの人を混乱させているようです。

 

リラクゼーションサロンなどでも「セラピスト募集」などと表記されていることがあり、リラクゼーション分野、一般商業では「技術者」というような意味で使われいるようです。

 

しかし医療の中でもセラピストと呼ばれる人はおられます。

 

 

辞書には心理療法についても記載がありましたが、ここでは物理療法の分野の解説とさせて頂きます。

 

リラクゼーション分野の「セラピスト」の意味

セラピストと一言に言っても、

その意味は病院にいる人を指すのか?

マッサージ師なども意味に含まれる?

はたまたそのマッサージ師も、一体何者なの?

と混乱しがちです。

 

駅前などにある60分三千円くらいのマッサージ屋さんは、基本的にリラクゼーションサロンと言って、特に資格の所持が義務化されていません。

 

「マッサージ」という言葉には法規制があり、国家資格者以外はできないことになっておりますので、そういったリラクゼーションサロンには「マッサージ」という表記がありません。

 

「マッサージ」という言葉を使っていれば、そこには国家資格者がいることになります。

 

ちょっとグレーなのですが、日本の法律ではマッサージ行為は、事実上、資格の無い人にも許されているのですが、「マッサージ」という言葉はあん摩マッサージ指圧師しか使えないことになっています。

 

このまぎらわしいお国事情は歴史背景とか日本オリジナルの変わった理由がありまして、へんなことになっております。

 

 

「マッサージ師」と名乗れるのは、国家資格者で、リラクゼーションサロンの人は、「マッサージ師」と名乗れないのです。

 

じゃあ国家資格が無いけど、リラクゼーションでマッサージしている人はどうやって職業を説明する?て時は、「整体師」と言うことがありました。

 

整体師という言葉は非常に便利で、私も資格取得前は使っておりました。

 

なにしろ分かりやすい。

 

あ、整体してるんだあ

 

ってすぐに分かるので非常に便利です。

 

 

リラクのまぎらわしい事情

整体にも流行りすたりがありまして、昭和時代ではカイロプラクティックのような整体院がたくさんありました。

 

平成になると近代化が進み、外国の変わったマッサージが普及するようになりました。

 

外国のマッサージの普及に加速を与えたのが、小泉政権の規制緩和です。

 

小泉政権の規制緩和は国家資格者は誰でも知っている有名な話。

 

それまでマッサージはマッサージ師にのみ許されている行為でしたが、職業選択の自由など色々な理由でマッサージ業が事実上、一般人でも出来るようになりました。

 

これはいまだに、ところによっては揉めているのですが(マッサージ師だけに笑)

 

現在ではリラクゼーションサロンの天下となっております。

 

この規制緩和でリラクゼーションサロンが一気に増えました。

 

日本で最も普及しているマッサージ技術は、「指圧」や「あん摩」というものですが、

 

外国にはいろんなマッサージの方法があり、

 

ハワイアンロミロミとか、バリニーズとか、アーユルヴェーダ、スイナ、カッサ、スウェディッシュマッサージ、いっぱいあるのでここではこんなものでお許し下さい。

 

サロンという個人商店に個性を持たせるべく、経営者は外国のマッサージ技術を取り入れました。

 

横文字に弱い日本人

ところで

 

日本人って、横文字に弱いんですよ。

 

あん摩」よりも、

トラディショナル・ジャパニーズ・マッサージ

とかって言った方がかっこいいでしょ?

 

いや、こんな言い方する人いないけれどw

 

学校の先生も言っていました。

 

「高齢者に、これは加齢ですねって言うと、嫌な顔をされる。アンチエイジングが必要ですと言いなさい。」

 

そういうことです。

 

 

 

さて、ここで話は戻りますよ。

 

国家資格が無い人が、自分の職業を説明できる便利な言葉、整体師。

 

昭和の時代はそれでイケてましたが、

 

平成になってシャレオツなリラクサロンが急激に増え、

 

整体師という言葉にややカビが生えました。

 

そこで新たに便利な言葉として使われるようになったのが

 

セラピスト

 

なのです。

 

 

私も最初のリラクゼーションの会社で、「セラピスト募集」というものに応募したのですが、その時始めて「セラピスト」という言葉を見かけたので、意味がよくわからず、第一印象としては正直うさんくさいなーと思いました。

 

「セラピスト」ってなんかちょっとスピリチュアルな感じしない?

 

カウンセラーとかもあんまり良い印象ないですねえ。

 

時代遅れ気味かしら。

 

その印象は今も変わっていなくて、リラクで「セラピストです」と言われると「えー」と思ってしまう癖があります。

 

このブログは「ひとりのセラピストのひとりごと」なのにねえ。

 

医療分野の「セラピスト」の意味

さて、医療分野は外来語のオンパレードです。

 

特にリハビリ分野はメイドフロムアメリカなので、英語がよく使われています。

 

日本人、アメリカ大好き。

 

リハビリ分野には主に3つの国家資格者がおられます。

①理学療法士(PT)

②作業療法士(OT)

③言語聴覚士(ST)

の3つです。

 

リハビリはこの方々無しには成り立ちません。

 

医療の中で大変重要な役割をしておられます。

 

病院では「PTさん」「OTさん」などと呼びます。日本語長いから。

 

この略称の、Tの部分はtherapistです。

 

私の個人的な知り合いにPTさんが何人かおられますが、彼らはリハビリ施術者のことを「セラピスト」と言うことがあります。

 

マッサージ師には無い文化なので、ちょっと驚きました。

 

ちなみに私の周辺でマッサージ師はリハビリ施術者のことは「うちら」と言いますけどwww

 

やばいですねっw

 

リハビリでもPTとマッサージ師でワケが違う

ちょっと脱線しますが、病院のリハビリ部署には色んな資格者がいます。

 

科にもよりますが、PTさんたちのほかに、柔道整復師(柔整師)、マッサージ師(あだ名、無い)、鍼灸師(あだ名無い・・・)などがいたりいなかったりします。

 

私の会社は珍しいタイプの病院なので、業務上PTが必要無くて、マッサージ師しかおりません。

 

PTとマッサージ師は学校も違うし教育内容も違うので、持っている知識がちょっと違うことがあります。

 

PT側からするとマッサージ師と言えば東洋医学者だと思われているようですが、実際は西洋医学や科学的な根拠などを多く学んでいます。

 

マッサージ師は誤解されがちかな、というのが私の印象です。

 

 

 

 

しかしここだけの話・・・

 

 

 

まじでここだけの話でお願いします。

 

 

 

 

マッサージ師はPTに比較して学力が低いと思います。

 

私は晴眼者としか付き合いがありませんが、

 

医学知識が低い人がちょいちょいおられまして、けっこう驚きました。

 

医学的な話がしにくいです。

 

かくいう私もそれほど高水準という訳ではありません。

 

教育が改善されていくことを願っています。

 

 

 

日本医療の歴史背景

日本は病院のシステムはほぼアメリカ人が構想を練った歴史背景があります。

 

戦後のマッカーサーさんたちの辺りですね。

 

その影響で、病院で使われる国家資格もアメリカ由来だったりします。

 

一方で、医療系資格には日本オリジナルのものもあります。

 

それが柔整、マッサージ、鍼灸ですね。

 

柔整師は物理的に怪我を治すことが出来るので、整形外科で大活躍なのですが、マッサージ師と鍼灸師は基本的に病院と関係がありません。

 

これ、よく無いよねーって思う人がものすごく多くて、国を挙げて直している最中(だと思う)です。

 

戦争で負けて欧米の文化が流入するっていうのはかなりのショックがあるようで、医療システムもその影響を強く強く受けました。

 

日本には古来、漢方医(現在でいうところの内科医師)や柔整師、あん摩師、はり師、きゅう師などが医療を担っていたのですが、

 

こと漢方医については、戦後、一度絶滅しました。

 

欧米文化の影響で、古臭い、科学的でない漢方医を、国が消去しようとして、実際に絶滅してしまったんです。

 

あん摩師、はり師きゅう師も一度絶滅の危機に瀕したことがありますが、

 

就業者に視覚障害者がいて、彼らの職業を残すために運動が起き、なんとか保存されたという歴史があります。

 

このあたりの欧米崇拝文化は医療分野でめちゃくちゃ根強くて、マッサージ師や鍼灸師は病院と仲良くしにくい現状が続いています。

 

でも最近では漢方を積極的に処方するドクターが増えてきて、東洋医学に寛容な世の中になってきております。

 

高齢化社会と高度医療の需要増大に伴って医療の見直しが行われている関係ですね。

 

時代は変わるもので、今まさに激変の最中。

 

良い医療になってくれることを、ひとりのセラピストとして、ひとりの鍼灸マッサージ師として、願っています。

 

 

 

 

 

あ、いかん。

 

セラピストの意味の話だった。

 

はい。まとめます。

 

 

・セラピストとは、外来語である。

・リラクでは、大体「技術者」というような意味で使われている。

・医療の中では、リハビリ関連の人を指すことがある。

 

 

 

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