ひとりのセラピストのひとりごと

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世界よ!これが日本の技術力だ!小ジワや・くすみ用美容シート、ヒアロディープパッチの技術力を熱く語る

最近ネットで話題の美容シートヒアロディープパッチ。ほうれい線や目元のしわ対策として広告されています。

ヒアロディープパッチはヒアルロン酸でできた超微小の針が無数に付いていて、貼るとこれが溶け出して行って浸透するという商品。

日本企業らしい繊細な技術力!

この技術力の素晴らしさを技術屋として熱く語らせていただきます!

 

 

しわのケアに最適!ヒアロディープパッチの特徴

ヒアロディープパッチの最も特徴的なのがシートに付いているマイクロニードル。普通のパックには人口不織布に美容液を染み込ませただけのものですが、ヒアロディープパッチはシートは超微小な針が付いています。

 

しかもこの針はヒアルロン酸でできていて、一晩パックしている間に溶け出して浸透します。

 

マイクロニードルというのはあまり聞きなれなかったのですが、医療用に開発された技術だそうです。

 

マイクロニードル

マイクロニードルは、皮膚の浅い層に穿刺することで、痛みを伴わない「注射」を実現でき、ワクチン投与や糖尿病治療など今後の医療に対して大きな可能性を有しています。
マイクロニードルのメリットを活かすことによって、様々な医療用途への展開や新たな医療機会の創成が期待されます。

マイクロニードル(MN) | マイクロデバイステクノロジー | ASTI株式会社

 

 医療用のマイクロニードルは太さが10μmだそう。

注射針が大体600μm、鍼灸治療のハリの一番細いものが120μmなので・・・

すごい細い((((;゚Д゚)))))))

 

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一番細い鍼灸のハリも無痛に近いのですが、マイクロニードルには敵わなそうです^^;

 

糖尿病の患者さんはインスリンの注射を毎日しなければいけないこともあり、注射の痛みは患者さんの負担になります。

痛みは患者さんのQOL(生活の質)を下げる大きな要因なので、医療現場では常に対策をとっています。

そういった患者さんに向けて痛みのない針が開発されました。研究者が患者さんを想像して開発しているところが目に浮かびます。素晴らしいですね。

 

このマイクロニードル技術は美容業界でも利用されています。

マイクロニードルのついたパックをすることで、普通のパックでは届かなかった深部まで美容液を届けることができます。

これが化粧品であるヒアロディープパッチの特徴です。

 

最強のバリア!人間の表皮の仕組み

人間の表皮は外気や細菌から身を守るバリア性能がついています。

 

皮膚に傷さえなければ、血液感染するようなウイルスも人間の表皮を通り抜けることはできません。人体で最も強固なバリア機構です。

血液感染、接触感染するような病気は、皮膚の傷から侵入してきます。

指先などにささくれがあったり、目に見えない傷があるとここから入り込むので、防護服などの対策が取られています。

 

これほどまでに丈夫な表皮。5〜6層から形成されていて、一番表層にあるのは角質層という硬いタンパク質の層です。

 

表皮は基底細胞という一番深部にある細胞が分裂してできたもの。細胞は寿命を迎えると核を失い(核とは細胞のなかで一番重要な部分です)、抜け殻となったものが上へ上へと押し上げられます。これが角質です。

 

角質は約20日前後で自然に剥がれ落ちます。お風呂で肌をこすってアカが落ちるのはいらなくなった角質です。

この角質は水分も失いつつあるので非常に硬い組織です。

 

ヒアロディープパッチのマイクロニードルは、この角質の奥までヒアルロン酸を届ける役割を果たしています。

 

ヒアロディープパッチの針は痛い?痛くない?

マイクロニードルとはいえ針がついていたらちょっと痛そうな気がします。鍼灸師としても繊細な日本人は針の刺激は気を使うもの。

ヒアロディープパッチの接触面は、微小とはいえ針がついているので、場所によってはチクチクする感じがあります。

 

特に下まぶたは表皮が薄いので押すとチクチク感があるかもしれません。

 

ヒアロディープパッチは寝る前につけて、一晩おきます。針がヒアルロン酸でできているので、朝には溶けてなくなってしまいます。取ろうとした時にはチクチク感はありません。

 

気になるヒアロディープパッチの効果

ヒアロディープパッチはヒアルロン酸でできたマイクロニードルがついています。とても珍しいパックですが、本当に効果があるのでしょうか?

 

肌は人体のなかで最強のバリア機能を持った臓器です。基本的には多くの物質を通過させません。

肌のハリが弱くなる原因は水分量や加齢など様々な原因があります。

パックは肌に潤いを持たせるものですが、表皮の下までパックの成分が貫通していくことは基本的にありません。

どんなパックでも、何層もある表皮の上部しか潤いを持たせることはできません。

 

肌を保湿することはとても重要です。肌が乾燥すればバリア機能が低下し、肌トラブルの原因となります。パックは保湿効果があるので、バリア機能を保たせることができます。

しかしシワやたるみなどのケアは、表皮のバリア機能があるためパックだけでは防ぐことはできません。

 

シワやたるみの原因は、表皮の下の部分にある皮下組織にあります。人間は加齢で顔が変わっていくように、皮下組織も変わっていってしまいます。皮下組織は十分な栄養があり、血流が保たれていれば急激な老化を防ぐことができます。

 

ヒアロディープパッチはマイクロニードルがついているので、表皮に物理刺激を与えることができます。

 

マイクロニードルのヒアルロン酸は夜間に溶け出して肌に浸透しますが、ほかのパックと同じように表皮のバリアを突破することはできません。

ヒアロディープパッチの特徴であるマイクロニードルは、肌を物理的に刺激することにより、体が反応して血流を促進する作用が期待できます。

 

この物理刺激がヒアロディープパッチの最大の特徴であると私は考えています。

 

人体への刺激は多様である方が効果を期待できます。

例えば筋肉痛で足が痛い時には休んでいるだけよりも、無理のない程度に歩いたり、マッサージしたり、お風呂に入って温めたりと、程度の弱い様々な刺激を与えることで、治癒が促進されていきます。

 

肌のケアも普段のやり方だけで十分な効果が期待できない方は、ヒアロディープパッチを試してみることは有意義です。

 

ただし注意していただきたいのは、ヒアロディープパッチは弱いながらにも物理的な刺激を一晩与え続けるパックです。

刺激は過度であるとトラブルにつながる可能性があります。

ヒアロディープパッチのおすすめの使い方は週に一回など間隔をあけて使用する使い方です。

毎日パックをしたい方は普通のパックをメインに使い、週に一回くらいヒアロディープパッチを使います。

人体は刺激を入れたら休ませることが必要なので、間隔をあけることで肌を休ませることができます。

 

ヒアロディープパッチの注意書きにも1日おきなど間隔をあけるように表記されています。用法を守って利用しましょう。 

 

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 小さなものを作らせたら世界一の日本人

日本人は真面目で凝り性、繊細な性格を持っています。海外で豪快な欧米人と話すと、文化の差に違和感を感じずにはいられません。

この性格はものを作らせたら世界一の日本企業に影響を与えています。

 

意味はないけどすごいこと?

たまに意味はないけどすごいことをしようとする人がいます(笑)

 近年印象的だったのは成層圏から自由落下したアメリカ人です。NASAが全面協力して成功したとか。

 

参考

www.faust-ag.jp

 

日本の中小企業は技術力が世界一なので、ドヤ顔をするためにあまり意味のないものを作ることがあるようです。

 

例えば日本の金属メーカーが世界で一番フェアなサイコロを作りました。

サイコロは1〜6までの数字が穴で彫ってありますが、穴の数が面によって違うので、数字の出やすさが実はバラバラです。立方体の角度や穴の深度を計算し、どの目も同じ確率で出るサイコロを作りました。ギネスに申請中だとか。

 

所さんのそこんトコロで紹介された <入曽精密> 純国産商品 最終進化形「世界最速のサイコロ?完全版」 RTW-01 世界一フェアなサイコロ

 

1個5万円するこのサイコロですが、販売目的ではなくて、ドヤってしたいがために作ったそうです(笑)

 

こういう繊細なものは日本人にしか作れないのではと思っています。

 

液晶や白モノ家電、コンピューター部品に至るまで、日本人の手先の器用さと真面目さは世界に誇れるクオリティ。

仕事が終わるまで帰らないというのも、ほかの国ではあり得ません。

残業はいいこととも悪いこととも言えませんが、そのくらい真面目な日本人だから技術開発ができるのです。

 

マイクロニードルも日本人の手先の器用さが一役買っているようです。

思いついてもなかなか作れない大きさの針。

ヒアルロン酸で作るというのも、発想力の高さを感じずにはいられません。

 

そんな技術の奥深さを感じられるヒアロディープパッチは、目元口元ケアにおすすめです。