ひとりのセラピストのひとりごと

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手に職つけた、ひとりのセラピストのブログ。意識低い系。

リラクゼーションセラピストに国家資格は必要ない!?元セラピストからあん摩マッサージ指圧師になった私が国家資格についてぶっちゃけます

私はあん摩マッサージ指圧師国家資格を持っています。最初はリラクゼーションセラピストでした。国家資格があると医療ができるようになるのですが、マッサージをするにあたって国家資格が必要だとはあんまり思いません。

あん摩マッサージ指圧師ですが、無資格マッサージの方が得なんじゃないかと思っています。

今日はマッサージに国家資格はあった方がいいのか!?どうなのか!?という話をします。

 

リラクゼーションと医療マッサージの違いについてはこちらを参考にしてください。

www.tenishoku-serapisuto.net

 

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あんまりぶっちゃけるとあマ指の皆さんに怒られると思う

最初に言っておきますが、この話をするとものすごーく怒るあん摩マッサージ指圧師がたくさんいます。

あん摩マッサージ指圧師のことを略してあマ指と言います。

 

そもそもリラクゼーションを無資格マッサージと目の敵にしている人たちが結構いる業界です。

私はセラピストからあん摩マッサージ指圧師になった正統派ですが、マッサージをするために数百万払って死ぬほど勉強して学校に行く意味はあっただろうか・・・?と疑問です。

 

後悔しているわけではありません。もちろん国家資格者にしかできないこともあります。私の仕事は国家資格者にしかできないことです。

 

でも・・・

マッサージだけをやりたいのなら・・・資格取らない方が楽だしお金かからないし良いのではないかなーと、思います。

 

あマ指のみなさんに怒られる覚悟で書きます。

 

ごめんなさい!!

だってそう思ったんだもん;w;

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すぐにプロになれる!リラクゼーションセラピストのメリット

リラクゼーションサロン で働く最大のメリットは、何と言っても資格が必要ないことです。研修を受ける必要はありますが、就職後に許可が下りれば最短で1週間くらいで施術に入ることができます。

マッサージのテクニックは「気持ちよさ」を重視するので、どんな人でも身につけられる技術です。

要は、簡単です。

もちろん接客や指名は経験が必要なのである程度努力しなければいけませんが、リラクゼーションのマッサージは完全なサービス業なので「治して」「なんとかして」というお客様からの要求は基本的にありません。

 

セラピスト 「どこがつらいですか?」

お客様   「肩が・・・」

セラピスト 「わかりました!」

 

これで終わりです。本当に簡単だと思います。

そして60分もんだらほとんどのお客様に「スッキリした!ありがとう!」と言われます。

もちろん施術者が下手だと怒られることもありますから、ちゃんと練習しなくてはいけません。

でもその練習もやっていればなんとかなるようなものなので、本当にラクでした。

 

リラクゼーションの大変なところとは?セラピストになるデメリット

リラクゼーションセラピストにあんまりデメリットはありませんが・・・

私は、簡単すぎてダメでした。

 

指名をたくさん取るのは難しいです。

しかし雇われセラピストは来たお客様に施術していれば多少なりとも指名は取れます。数字を競争することはありますが、少なくても指名があれば特に問題ありません。

もみほぐしやアロマも、最初はある程度練習して、あとはいつも同じようにやっていれば特に問題ありません。

お客様は休みにくるので、安らかなひと時を提供できればいいのです。

向上心の強い人は勉強会に行くなどしているみたいですが、ごく少数です。初心者は3ヶ月くらいで軌道に乗るので、あとは同じような施術を繰り返していればOKです。

 

これがちょっとつまらなくなってくる人は学校に行った方がいいかもしれません。私はそうでした^^;

 

とても個人的な意見ですが、リラクゼーションセラピストの最大のデメリットは「疾患の鑑別ができない」ということでした。

ごくまれに病気を持った人がきます。禁忌確認の時に「怪しいな?」と思ったら断っていればいいのですが、個人経営のレンタルサロンで施術していた時に病気の人に施術をしてしまって私が危ない目に遭いました(汗)

普通のチェーン系リラクゼーションサロンにはそういうイレギュラーケースはまずないので、安心して仕事をすることができます。

私はちょっとトクベツな経験をしました^^;

 

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マッサージの国家資格を持つと何ができる?あん摩マッサージ指圧師のメリット

では国家資格があると何が違うのでしょうか。

あん摩マッサージ指圧師は学校でマッサージ技術や医学を学びます。真面目に勉強していれば卒業する頃には現場に出れる知識を備えることになります。マッサージの専門家ですね。

 

あん摩マッサージ指圧師は医療行為のマッサージが許された国家資格です。訪問診療や整形外科など病院の医療者の仲間に入って仕事をすることができます。

実はあマ指師にもリラクゼーションセラピストと同じような仕事をする人たちもいます。ホテル訪問や慰労のマッサージです。一応あマ指師が診察をしてから施術するようですが、私はリラクゼーションセラピストと同じじゃんって思います。

リラクゼーションサロン に怒っているあマ指師はこの人たちだと思います。

 

あマ指師は医学知識があるので診察してからマッサージすることができます。マッサージ技術もリラクゼーションセラピストより高いです。

この高い技術をウリに、あマ指師のみのリラクゼーションマッサージもあります。これは方向性として素晴らしいと思います。

 

リラクゼーションセラピストさんには申し訳ありませんが、あマ指師の多くは

あん摩マッサージ指圧師>リラクゼーションサロン

と思っています。ゴメン。

 

あマ指師は職場にもよりますがリラクゼーションサロン に比べてはるかに難しい仕事をしています。マッサージをやっていればいいというわけではなくて、病気の人の診察をするので医学的知識が必要です。

私は病院で働いているので重篤疾患の患者さんが多く、毎日勉強しています。一生勉強だなあ・・・。

 

マッサージは疾患の鑑別ができるので「ヤバい人が分かる」のがありがたいです。マッサージするのはまずいなと思う人にはっきりと自信を持ってストップをかけることができます。

これは本当に学校に行ってよかったです。 

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国家資格は取得が大変!あん摩マッサージ指圧師のデメリット

あん摩マッサージ指圧師の最大のデメリットは、国家資格を取るのがすんごい大変です。3年以上通学し、国家試験を受けなくてはいけません。学校は専門学校が多いのですが、学費がだいたい400万円以上します。

 

私ははり師・きゅう師国家資格も一緒に取った学科だったので、学費は500万円以上でした。お金がないのに進学したので奨学金と学生ローンを借りて借金は700万円くらいです((((;゚Д゚)))))))

あー、生きるの大変だ。あはは^w^

 

奨学金を駆使すればいけるのですが、定員が決まっているので受験すれば受かるわけではありません。

私はものすごく苦労しました。頑張りすぎて燃え尽きたので、終わった時にどうやって生きていけばいいかわからなくなりました

 

あとこんな苦労をしても初任給は結構安かったりして(職場によりますが)、これが本当に凹みます。

今の給料だと学費をペイできるのは還暦くらいになりそうです。副業頑張ったりしていますが、人間には限界があります。これから上がってくれることを祈っています・・・。

 

お金をかけて学校に行く意味はある?マッサージに国家資格は必要か?

マッサージは日本の法律では、あん摩マッサージ指圧師(と医師。医師だけは全部できるそうです)にのみ許された医療行為です。

しかし現状は、いろんな人がマッサージをしてお金を稼いでいます。

リラクゼーションサロンでやっていることはぶっちゃけマッサージ以外のなんでもありません。

マッサージっていうと違法になっちゃうので、「これはもみほぐしです、マッサージではないです」と言っていますが

どこからどう見てもマッサージです^^;

アロマもしかり。ストレッチも。

 

他の医療従事者でもマッサージをする輩(笑)がおります。柔道整復師と理学療法士、鍼灸師などです。

柔道整復師と理学療法士は病気や怪我の治療のためにマッサージをするので法的にOKです。鍼灸師はよくわかりません。多分ダメなのですが、「施術の一環です」で許されると思います。誰も訴えたりしないし。

 

以前小耳に挟んだのですが、看護師さんでもマッサージをやろうとする人がいるそうです。看護師さんには悪いけど、個人的に看護師さんはマッサージとちょっと違うと思います・・・。 

資格取って〜と思いまス。

 

こんな感じで意味あるのかなーと思ってしまうあん摩マッサージ指圧師国家資格。

医療職として病院などで勤務するにはいいのですが、マッサージをするために資格を取るのはお金と時間がかかるだけだと私は思いました。

 

福祉と国家資格。あん摩マッサージ指圧師国家資格は守るべき理由がある

このようにあんまり意味のないあん摩マッサージ指圧師。

国家資格があるのには視覚障害者の職業として国が守っている背景があります。日本の歴史的なお国事情です。

 

江戸時代、江戸では視覚障害者があん摩師(日本のマッサージ師のことです)をしていました。目が見える晴眼者がその仕事をパクってかなり揉めました。

このいざこざはいまだに続いていて(150年以上もめてる!)、リラクゼーションサロンに怒るあマ指師がいたり、晴眼者のあマ指師に怒る視覚障害者がいたりとめんどくさいこともあるようです。

ちなみに私の卒業校は、視覚障害者の仕事をパクった晴眼者が作った学校です。

あん摩マッサージ指圧師を定める法律では流派を名乗ってはいけないのですが、あん摩には流派があります。

私は晴眼者の流派なので、あんまり言うと嫌う人もいるかもしれないので黙っています^^;

まあこの時点で関係者は「アレだなー」って分かりますねw

 

明治政府以降、視覚障害者の職業枠としてあん摩師の仕事を保存する傾向が強くなりました。

戦後はあん摩師の仕事がアメリカ人に偏見を持たれて無くなりそうになったこともありました。紆余曲折し、あん摩師の職業は保存されています。

平成ではあん摩マッサージ指圧師が国家資格となりました。IT革命以前、あん摩マッサージ指圧師は視覚障害者の重要な仕事になりました。

 

でも最近は視覚障害者の方はIT系の仕事が多いらしくてあん摩マッサージ指圧師が減っているそうです。

時代が変わってグダグダしているように見えます。

 

視覚障害者の職業としてあん摩マッサージ指圧師を守るなら、障害者の就職支援を積極的にやるべきだと私は思います。国家資格云々ではなくて、障害者支援の方が大切です。 

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学校は大変なだけ!マッサージをやりたいだけなら国家資格は取らない方がよい

リラクゼーションサロンで働いている真面目なセラピストには、たまに「資格がないのにマッサージをしていいのだろうか?」と思ってしまう人がいます。

何を隠そうこの私もそんな真面目ちゃんの一人でした。

国家資格を取った今、私はリラクゼーションセラピスト に言いたい。

 

資格がなくてもマッサージはしていいですよ!!

 

つうかマッサージに国家資格は要りません!!

 

マッサージは法的な事情があるので資格者しか名乗れません。その法律もあるんだかないんだか分からないような穴だらけの法律です。

確かにあん摩マッサージ指圧師のなかには、資格がないのにマッサージをする人が多くて怒っている人がいます。その人たちはおそらく右翼的(保守的)な人たちです。

 

時代は常に変わっています。

あん摩マッサージ指圧師の仕事も、昔と変わってしまいました。

昔は、マッサージをする仕事=あん摩マッサージ指圧師でした。

しかし現代では、あん摩マッサージ指圧師は連携医療に介入して行く医療従事者です。

 

マッサージをしたいだけなら、国家資格はむしろ取らない方がいいです。マッサージをしたいがために学校へ行くのはおすすめできません。

めちゃくちゃ大変です。

あん摩マッサージ指圧師国家資格は、医療職に就きたい人が取りに行くものです。

リラクゼーションセラピスト としてレベルアップしたいのなら、そのまま自由に勉強してください。

医療はリラクゼーションと全く違います。

とにかくもうすんごく・・・すんごーーーく大変です。

 

リラクゼーションセラピスト としてレベルアップしたいのなら、こういったレッスンがおすすめです。値段も安いし、時間もそれほど取られません。

 

接客業であるセラピストにとって、真面目なことはとても大切です。でも、国家資格というイバラの道を歩むことが必ずしも幸せであるとは思いません。

どうか自分の仕事に誇りを持って、行くべき道を進んでください。

 

マッサージは素晴らしい癒しとなります。多くのセラピストや医療者が、マッサージでたくさんの人たちを助けてくれることを信じています。