ひとりのセラピストのひとりごと

ひとりのセラピストのひとりごと

手に職つけた、ひとりのセラピストのブログ。意識低い系。

文京区のリラクゼーションサロンでお会いした車屋さんのお客様へ

2年前、文京区のリラクゼーションサロンを辞めるときにお話しさせて頂きました。

 

会社帰りに寄って下さったようでした。

2回しかお会いしなかったのに私のことを覚えて頂いて嬉しかったです。

車屋さんと伺いましたが、失礼ながら身なりやお話の様子から立場のある方とお見受けしました。

とてもお上品で、奥様と演劇など見に行っていると伺い、仲の良いご夫婦に憧れと尊敬の気持ちを抱いた覚えがあります。

 

あの時は私は学生で、医を志す者としてもうリラクゼーションサロンで働かないことを決めました。

卒後は訪問マッサージをしたいと言ったら

「いい夢ですね」

と言って下さったことをよく思い出しています。

 

実は当時は、そんなに将来のイメージもなくて、やるなら訪問なのだろうかという程度にしか思っていませんでした。

マッサージ師ができる医療はそれほど広いフィールドではなくて、一番需要があるのが訪問マッサージといったところ。

そんな軽はずみな考えから口にした私の夢を褒めて頂けて、ちょっと恥ずかしかったけど、光栄でした。

 

リラクゼーションサロンを辞めてから、病院で働くことになって、色んな患者さんにお会いして、勉強しました。

卒後も一度、病院でマッサージをすることにしたのですが、ここに来てやっと訪問マッサージに行くことになりました。

 

褒めてもらえたあの夢を、叶える日が来ます。

ちょっと遠回りしたけど、どうにかその日が訪れそうです。

遠回りは、私らしいと思います。

 

あの時、引っ越すと仰っていたので、もうお会いすることはないんだと思いました。

でもこうして覚えています。

名前も顔も分からなくなってしまいましたが、きっと一生忘れないと思います。

 

私が

「夢はありますか?」

と伺ったとき

「ぼくは夢を売る仕事をしています」

とお答えになりました。

 

とてもステキな仕事だと思います。

 

私は夢を売るなんて立派なことはできないけど、患者さんにマッサージすることしかできないけど…

でも自分なりにステキな仕事を選んだと思います。

 

日本のどこかに住んでいる、あの時のお客様へ。

私の夢は叶います。

ありがとうございました。