ひとりのセラピストのひとりごと

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手に職つけた、ひとりのセラピストのブログ。意識低い系。

やる気がない、何もしたくない。会社が原因の抑うつと無気力。経過と早く治す方法まとめ

私は合わない会社が原因で何をするにもやる気がない、何もしたくないと思うようになってしまいました。

やる気がない、何もしたくないのは抑うつや無気力になっているのかもしれません。

今回は仕事が原因で起きてしまった私の抑うつ、無気力の経過と根治的な対処の仕方をまとめます。

 

目次

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やる気がないのは仕事が合わない?私に出現した抑うつと無気力症状

私は3月に医療系の専門学校を卒業し、4月から病院に就職しました。

面接の時から「この病院大丈夫かな^^;」と思っていましたが働いてみるとすぐに抑うつ症状が出始めました。

 

仕事の何が辛かった?私の業務内容

 

重い患者が多いのでショックを受け、最初の1ヶ月は毎晩患者の夢を見ては夜中に目覚めていました。

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病院や介護の現場のなかは耐性のない人がやると精神バランスを崩す可能性が高い現場があります。

私は以前、他の病院で働いていたものの、特殊な現場に転職したので気づかぬ間に抑うつ状態になってしまいました。

 

人間関係も辛かったです。

上司は長く勤めているだけで部署長になってしまったような人。部署も男性二人と私だけと人数が少ない状態でした。

私の業界は我が強い人が多いです。

話し合いをすることが難しく、頭から否定されることもありました。

自分は新卒だからと思って全面的に従っていましたが、話を聞いてくれる人、間に立ってくれる人がいないというのは相当辛いらしく、誰にも打ち明けられず悩む生活を送りました。

 

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仕事は忙しいというわけではありませんでした。

むしろ仕事がなさすぎて時間を持て余すような状態。

私の部署は仕事がないので電球の交換や植木の手入れなど、どうでもいいような(というわけではないのでしょうが・・・)仕事をやっていました。

 

手のつけられないような重い患者が多い、上司に一方的に否定される、仕事が無い。

そんな環境でしたがやる気があって就職したのですぐに辞めようとは思いませんでした。

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その気持ち、仕事が原因かも?仕事を辞めるまで抑うつと無気力の経過

働き始めの最初から抑うつは出現していました。

就職してから全く遊びに出かけなくなったので、これは抑うつや無気力のためだと思われます。

時間が経つにつれ程度が悪化していきました。

 

抑うつ(鬱)

 

 

 

悲しみ,意欲喪失,絶望感,悲壮感,思考制止など,精神的に落ち込んだ状態.

抑うつ(鬱)とは - コトバンク

 

 

仕事は毎日必ず6時に終わります。

残業は全くありません。

家に着くのは7時くらい。

4〜6月くらいまでは家に帰ると料理をしたりテレビを見たり、ゲームをするなど、毎日ではありませんでしたが娯楽を楽しむ日がありました。

しかし勤務3ヶ月を過ぎると何もできない状態になりました。

家に帰ると簡単な食事を摂りシャワーを浴びるだけ、後は横になって天井を見てるような状態です。

 

休日はほとんど出かけませんでした。

食事は1日1食のことがあり、昼食だけという日が多かったです。

 

最初にやる気があって入った職場だったので、仕事に行かなければと思う気持ちは最後まで変わりませんでした。

行くだけなら特に苦しいことはありませんでしたし、会社で感情的になるようなこともありませんでした。

ただし帰宅後や休日に明らかに精神不安定になっていました。

怒ることはありませんが、泣く日が多かったです。

勤務の最初には泣くような日は少なかったのですが、これも次第に増えていきました。

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勤務4か月を過ぎると希死念慮が強くなりました。

このまま一生仕事をして、後は死んで行くだけなんだ

だったら今死んだらいいのになあ

と一人で考えることが多かったです。

 

「死にたい」という希死念慮が出ているのは危険な状態です。必ず誰かに相談して下さい。

いのちのつながり|自殺対策支援センターライフリンク

 

明らかな抑うつだと気づいていましたが、朝起きれる、少ないながらに食事を摂れる、一応日常生活に支障がないと思ったのでそのままにしていました。

抑うつなどの自己判断は危険なので通常であれば心療内科などの受診をお勧めします。真似しないでください

 

勤務半年で退職することにしました。

追い詰められてというわけではありません。自然にそのような流れになっただけです。

自然に辞めることになったので本当に合わない会社だったのだと思います。

 

以下は退職後ですが抑うつ、無気力に気づき環境が合わなかったことを書いた記事です。

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今こうして思い返しても辛くなります。

相当苦しかったのだと思います。

理解者が近くにいないこと、手のつけられない患者に接することなど普通の生活とはかけ離れた半年間でした。

 

悪化する前に対処する!職場が原因の抑うつと無気力を早く治す方法

実はこの記事を書いている今、退職してたったの3日目です。

もうこのように記事を書ける状態になっています。

これは私の行動が良かったため、悪化を防げたことが考えられます。

 

仕事を続けたい。職場が原因で抑うつになったときの対処法

抑うつになっている場合の多くはその原因が分かりません。

私も最初は自分を責めるばかりで原因が仕事だと思えませんでした。

しかし明らかに日常とかけ離れた現場であったので、この状況は普通の人が来たら狂ってしまうということは認識していました。

しかし自分も狂っているという自覚は全くありませんでした。

 

仕事をすぐに辞めるのはなかなか難しいです。

部署内に理解者がいない、多部署の職員と交流が全くないという閉じ込められた状態だったのは分かっていたので、積極的に話を聞いてもらう努力をしました。

 

休憩所や院内で挨拶をしているうちに顔を覚えてもらえ、話しかけてもらえるようになりました。

そのうちに仕事に対する愚痴を聞く機会もあり、「実は私も・・・」と自分の辛いことを打ち明けるようになりました。

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勤務3ヶ月で上司に耐えかねて人事部長に申し出たことがあります。

上司と部長と私の3人で話し合いをしました。

 

気をつけたいのは、日常の愚痴も、部長との会議もそれ自体は全く役に立ちません。

合わない会社に就職したとき、助けてくれる人がいないから合わないのです。

しかし黙っているよりはよほど精神衛生にいいです。

問題の解決にはなりませんが、他の人と交流を持つことで抱え込む量が減り、仕事を続けられるだけの気力は保つことができました。

 

休日や仕事の後など、自由な時間は何かをする気力が全くありませんでした。

それは仕事がきついから仕方のないことだと思って、何もしない自分を責めないようにしました。

いつか慣れて、楽しく暮らせるようになるだろうと思い、いまは何もしないでいようと無気力な自分を受け入れました。

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私は仕事に行くことはできたので、規則正しい生活は保つことができました。

また自炊ができるので栄養もきちんと摂ることができます。

たくさん食べることはできなかったので以前より痩せています。しかし1食の内容を充実させることはできました。

私の家や職場は駅から遠いので毎日13,000歩ほど歩いています。無意識に運動することができたのもよかったのだと思います。

 

医療者として自分という患者を分析すると、抑うつになりながらも半年続けられ、投薬治療を避けられたのは仕事以外の生活が意外ときちんとできていたのが大きかったのではないかと思います。

 

もしこれが夜勤や激務だったら、今頃は精神薬を飲むか、最悪は入院していたのではないかと思います。

 

治療の基本は原因を断つ。会社が原因なら仕事を辞めるのが一番良い

抑うつが起きた場合、当事者は何が原因か分かっていないことが多いです。実際やってみて、私自身も分かることができませんでした。

しかし私の場合は自分が医療者であったたこと、明らかに異常な場所で仕事をしていたことなどから、仕事が原因と自分で想像することができました。

 

どんな病気も、原因を除去しないと根本的に治りません。(根本的に治すことを、根治と言います)

仕事が原因で抑うつが出現し、改善しようがない場合は仕事を辞めないといけません。

仕事を辞めることに躊躇する人が多いです。私も本当にためらいました。

しかし一番大事なのは仕事よりも自分の命です。

抑うつや無気力は放っておくと悪化し、最悪のケースでは自殺することがあります。

自殺は未然に防がないといけません。

 

仕事が抑うつ原因のとき、職場が改善できない環境であるならば仕事を辞めます。

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私のケースでは人事部長が理解してくれたので、退職を申し出てから実に2週間とスムーズに退職することができました。

社会的なルールでは正社員は3ヶ月前に申し出るなどと決まりがありますが、症状が出ているなら急いで辞めるべきです。

社会的なルールは確かに大切ですが、もっと大切なのは自分の命です。

 

退職を申し出てから症状が和らぎ、退職したらほとんど元の状態に戻れたと思います。

現在は退職3日目ですが、希死念慮は全くありませんし、無気力も改善されました。

想像以上に回復したので驚いています。

 

何もしたくない、何もできない。無気力の対処法

無気力に陥っているときは何もしたくない、何もできないという自分を責めがちになります。

何かしなければと思ってしまい、余計に苦しむことがありました。

何もしたくないときには何もしなくていいのです。

むしろ何かをしてはいけません。

第一にやるべきことは、安静だと思います。

 

原因を除去し、安静を保てば自然に回復してきます。

人間の体は何もしなくても回復するようにできているのです。

一気にやる気を取り戻すことはなくても、小さなことができるようになります。

甘いものを食べたい、シャワーを浴びたい、眠りたい・・・

わずかに芽生えた意欲を褒めるようにしました。

 

私はブログを書くのが好きなので、何も考えずに気の向くままブログを書いていました。

そのうちに文章を読みたい、本を読みたい、本屋へ行きたいと思うようになりました。

今日はこの後、できるようであれば出かけたいと思っています。

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抑うつや無気力の対症療法として笑顔のエクササイズがおすすめです。

長く抑うつや無気力が続くと、笑うことができなくなってしまいます。何もないときに泣くのは簡単なのですが、笑うのはとても難しいです。

 

人間の脳は表情と感情の処理がくっついています。悲しいから泣くこともあれば、泣くから悲しいと認識することもあります。どちらが先でもよいのです。

そのため笑顔を作ることで、脳に楽しい、幸せだと認識させることができます。

 

笑顔やポジティブな発想は人体によい作用をもたらす事が、科学的に解明されています。

うまくいかないときは笑っていないからという理由だけだったりします。

笑顔のトレーニングをすることで脳に幸せを認識させ、回復を促す事ができます。

大人の笑トレ (スマホやPCで見られる動画付)

笑顔は鏡を見ながら思いっきり行います。満面の笑みです。鏡を見ることで視覚的に自分の笑顔を認識させることができます。

そしてそのまま10秒キープします。笑顔は生理的作用が現れるまでに10秒かかるためです。

笑顔を作っているときに、「嬉しい!」「楽しい!」「幸せ!」などと言うのもおすすめです。脳の発語の部分が活動し、聴覚も刺激するのでより作用を期待できます。

 

んな馬鹿な・・・と思われそうなトレーニングですが、脳の機能に合った合理的で簡単な治療です。薬剤を使わない上に全くリスクがありません。

 

まとめ

  • 仕事が原因で抑うつ、無気力になったら、まず聞いてくれる人、聞いてくれる環境を求めよう。
  • 根治のためには、仕事を辞める。命には変えられない。
  • 規則正しい生活は悪化を防ぐために重要である。食欲がないのであれば、1食の内容を充実させよう。
  • 何もしたくない自分を責めない。具合が悪いのなら安静を保とう。
  • わずかに芽生えた意欲を褒める。小さなやりたいことをやってあげよう。
  • 笑顔のエクササイズは科学的に根拠のある治療方法。鏡を見ながら笑顔を作ろう。

 

私はまだ退職したばかりなので完全に回復してはいないと思います。

体も心も、傷が癒えるには時間がかかるものです。

でも傷は、放っておいても癒えるようにできています。生物のすごいところです。

焦らず、今日できることを楽しんで、のんびり治していこうと思います。

 

どちら様も、お大事に。